菅官房長官は
午後の
記者会見で、
総理大臣主催の「
桜を
見る
会」について、さまざまな
意見が
あることを
踏まえ、
招待者の
基準などを
全般的に
見直すとして、
来年度の
開催を
中止することを
発表しました。
この中で、菅官房長官は、「桜を見る会は、今般、さまざまな意見があることを踏まえ、具体的な手続きを確認をしたところ、内閣官房と内閣府から各省庁に推薦依頼を行ったうえで、提出された推薦者の取りまとめを行っている」と説明しました。
そのうえで、「内閣官房の取りまとめにあたって、総理大臣官邸内や与党にも、推薦依頼を行っており、官邸内は総理、副総理、官房長官、官房副長官に対して、事務的に推薦依頼を行ったうえで、提出された推薦者につき、取りまとめを行っている」と述べました。
そして、「こうした手続きは、長年の慣行で行ってきているものだが、さまざまな意見があることを踏まえ、政府として招待基準の明確化や、招待プロセスの透明化を検討したい。予算や招待人数も含めて、全般的な見直しを幅広く意見を聞きながら行うこととし、来年度の桜を見る会は中止をすることにした」と述べました。