覚醒剤を
使用した
罪などに
問われたアイドル
グループ「KAT-TUN」の
元メンバー、
田中聖被告の
裁判で、
最高裁判所は15
日までに
弁護側の
上告を
退ける決定をし、
懲役1
年の
実刑判決が
確定することになりました。
アイドルグループ「KAT-TUN」のメンバーだった田中聖被告(38)は、別の覚醒剤事件で執行猶予のついた有罪判決を受けた直後の2022年6月、千葉県内にあった当時の自宅で覚醒剤を使用した罪などに問われました。
2審の東京高等裁判所は、1審より軽い懲役1年の実刑判決を言い渡し、弁護側が上告していました。
これについて最高裁判所第1小法廷の深山卓也裁判長は、15日までに上告を退ける決定をし、懲役1年の実刑判決が確定することになりました。
別の覚醒剤事件では執行猶予が付いた懲役1年8か月の判決を受けていたため、今回の判決が確定すれば執行猶予が取り消され、2つの事件で合わせて2年8か月の懲役刑を受けることになります。