ユネスコの
無形文化遺産への
登録の
審議が、
日本時間の28
日午後5時すぎから
インド洋のモーリシャスで
始まりました。
審議が
順調に
進めば、
秋田県の「
男鹿のナマハゲ」
など、10
件の
日本の
伝統行事の
登録が28
日中にも
決まります。
世界の
伝統文化や
芸能を
保護するユネスコ=
国連教育科学文化機関の
会議は、
インド洋の
島国、モーリシャスで
開かれていて、
日本時間の28
日午後5時すぎから、
各国の
提案に
基づき、
無形文化遺産への
登録の
審議が
始まりました。
このうち、日本は、正月などに仮面や仮装をした住民が家を訪れて怠け者を戒めたり、無病息災を願ったりする各地の伝統行事を「来訪神:仮面・仮装の神々」という名称でまとめて提案しています。
提案されている伝統行事は、秋田県の「男鹿のナマハゲ」、岩手県の「吉浜のスネカ」、山形県の「遊佐の小正月行事」、それに沖縄県の「宮古島のパーントゥ」など、8つの県の合わせて10件です。
審議はアルファベット順で行われ、日本の提案は17番目に審議される予定ですが、日本の提案については、ユネスコの評価機関が先月、登録にふさわしいと勧告していて、審議が順調に進めば28日中にも無形文化遺産への登録が決まります。