兵庫県神戸市にある情報通信研究機構には、雨がどこでどのくらい降るかなどを予測する高い性能のレーダーがあります。気象の研究のために作りました。
このレーダーは、雲の中で雨の粒が増えて、どのくらい強い雨雲になっていくかを30秒に1回調べることができます。急に激しく降る雨も、10分ぐらい前にわかる可能性があります。
神戸市は、情報通信研究機構がレーダーで調べたデータを送ってもらうことにしました。激しく降る雨で、川の水が急に増えたり、山が崩れたりして被害が起きないようにするためです。レーダーで調べたデータをこのように利用するのは日本で初めてです。