現職と
新人、あわせて5
人の
争いとなった
奈良市長選挙は、11
日投票が
行われ、
現職の
仲川げん
氏が4
回目の
当選を
確実にしました。
奈良市長選挙の投票は、午後8時に締め切られ、開票はこのあと9時半から始まる予定です。
NHKの事前の情勢取材や、11日投票を済ませた有権者を対象にした出口調査では、無所属で現職の仲川げん氏が、ほかの新人4人を大きく引き離して、極めて優勢です。
また、10日までに期日前投票をした人に行った調査でも、仲川氏が上回っていて、今後、順調に得票を伸ばすと見込まれることから、仲川氏の4回目の当選が確実になりました。
仲川氏は45歳。
石油開発会社に勤務したあとNPO法人の役員を経て、平成21年の市長選挙で初当選しました。
選挙戦で仲川氏は、特定の政党の推薦は受けず、3期12年の実績をアピールし、新型コロナウイルスのワクチン接種の加速や老朽化した市のゴミ焼却場の建て替えなどに取り組むと訴えました。
そして、与野党各党の支持層に加え、無党派層からも幅広く支持を集め、4回目の当選を確実にしました。