石川県輪島市では
記録的な
大雨で
水道管などが
被害を
受けたため、
大規模な
漏水が
続いていて、
流出する
水の
量は、
市の
中心部だけで
一日当たり2400
トンに
上るとみられることがわかりました。
市は、
水の
使用量が
増えると
断水が
起きる可能性があるとして、
節水を
呼びかけています。
輪島市によりますと、9月21日の記録的な大雨で、橋の下の水道管が流木で破損したり、1月の地震を受けて道路上に設置された仮設の水道管が土砂崩れで被害を受けたりするケースが相次ぎました。
市は復旧作業を進めていますが、把握できている市の中心部だけで、およそ10か所で漏水が続いていて、流出する水の量は一日当たり2400トンに上るとみられています。
輪島市役所近くの河原田川にかかる新橋では、橋の下の水道管から、9日も水が漏れているのが確認できました。
市は多くの地域について、水道管などの修繕工事を10月中に終える予定だとしていますが、漏水を把握できていない場所もあるとみられ、完全な復旧のめどは立っていないとしています。
漏水の影響で、水の使用量が増えると浄水場から離れた地域ほど断水が起きる可能性があるということで、市は節水を呼びかけるとともに、漏水を見つけた場合は連絡してほしいとしています。
連絡先は、輪島市上下水道局で、電話番号は「0768-22-2220」です。