自民じみん かい幹事かんじちょう 中国ちゅうごく主席しゅせき会談かいだん 北朝鮮きたちょうせん問題もんだい連携れんけい

Easy Japanese news
May 16, 2017 14:05
Furigana
自民党じみんとうかい幹事かんじちょういちろくにち訪問ほうもんさき北京ぺきんで、中国ちゅうごく近平ちから国家こっか主席しゅせき会談かいだんし、北朝鮮きたちょうせんをめぐる問題もんだい解決かいけつけて、中国ちゅうごく緊密きんみつ連携れんけいして取り組とりくんでいきたいというかんがえをつたえました。一方いっぽう主席しゅせきは「両国りょうこく歩み寄あゆみよって妨害ぼうがい排除はいじょし、両国りょうこく関係かんけいただしい方向ほうこう発展はってんさせていきたい」とべ、にちちゅう関係かんけい改善かいぜんけて取り組とりくかんがえをしめしました。今月こんげついちにちから北京ぺきんおとずれている自民党じみんとうかい幹事かんじちょういちろくにち午前ごぜん中国ちゅうごくの習近平ちから国家こっか主席しゅせき会談かいだんしました。

冒頭ぼうとう、習主席しゅせきかい中国ちゅうごく訪問ほうもん評価ひょうかしたうえで、「歴史れきしをかがみにして、未来みらいかって、両国りょうこく歩み寄あゆみよって妨害ぼうがい排除はいじょし、両国りょうこく関係かんけいただしい方向ほうこう発展はってんさせていきたい」とべました。

これに対にたいして、かいは「両国りょうこく協力きょうりょくしあうことで、なにでもできるという自信じしんみなったことが、今回こんかい訪問ほうもん最大さいだい収穫しゅうかくだ」とおうじました。

そして、かいは、北朝鮮きたちょうせんいちよんにち弾道だんどうミサイルを発射はっしゃしたことをまえ、「非常ひじょうつよ問題もんだい意識いしきっている」とべ、北朝鮮きたちょうせんをめぐる問題もんだい解決かいけつけて、中国ちゅうごく緊密きんみつ連携れんけいして取り組とりくんでいきたいというかんがえをつたえました。

また、かい来年らいねんまでに、習主席しゅせきをはじめとする要人ようじん日本にっぽん訪問ほうもん実現じつげんするよう要請ようせいしたのに対にたいし、習主席しゅせきは、みずからも排除はいじょせず、要人ようじん日本にっぽん訪問ほうもん検討けんとうしたいというかんがえをしめしました。

一方いっぽう会談かいだんで、かい北朝鮮きたちょうせん問題もんだいでの連携れんけいや、戦略せんりゃくてき互恵ごけい関係かんけいもとづく、安定あんていてき友好ゆうこう関係かんけい構築こうちくなどが盛り込もりこまれた安倍あべ総理そうり大臣だいじん親書しんしょ手渡てわたし、習主席しゅせきは、そのとおしていたということです。

かい一連いちれん日程にっていえ、いちろくにちよる帰国きこくします。

かい幹事かんじちょうにちちゅう関係かんけいはるあたたかさ」

かい幹事かんじちょう会談かいだんのあと、記者きしゃ会見かいけんで、「習主席しゅせき北朝鮮きたちょうせんということは直接ちょくせつはなさなかったが、日本にっぽんかかえている不安ふあん心配しんぱいごとは、十分じゅうぶんつたわったとおもっている。今後こんご政府せいふかん交渉こうしょうなどをすすめていくことでいい結論けつろんいだせるように、とう立場たちばから行動こうどううながしたい」とべました。

また、かいにちちゅう関係かんけいについて、「いい方向ほうこう変化へんかしていると帰国きこく報告ほうこくできるのではないか。いままでさむ関係かんけいつづいたことは間違まちがいないが、ようやくはるあたたかさがしょうじてきたので、安倍あべ総理そうり大臣だいじんともよく相談そうだんして、あやまりなきようしていきたい」とべました。

主席しゅせき平和へいわ有効ゆうこう協力きょうりょく唯一ゆいいつただしい選択せんたく

自民党じみんとうかい幹事かんじちょうと、中国ちゅうごくの習近平ちから国家こっか主席しゅせき会談かいだんについて、中国ちゅうごく国営こくえい新華社しんかしゃ通信つうしんも、日本にっぽん時間じかんいちろくにちひるすぎにつたえました。

それによりますと、会談かいだんで習主席しゅせきは、ことしでにちちゅう国交こっこう正常せいじょうからよんねんになるとしたうえで、「平和へいわ友好ゆうこう協力きょうりょく両国りょうこく唯一ゆいいつただしい選択せんたくだと歴史れきし証明しょうめいしている。われわれは関係かんけい改善かいぜんのプロセスをさまたげるてんについてふかかんが有効ゆうこう措置そちって、状況じょうきょう転換てんかんさせなければない」とべ、関係かんけい改善かいぜん前向まえむきな姿勢しせいしめしました。

また、習主席しゅせきは、みずからが提唱ていしょうしたアジアヨーロッパをつなぐ巨大きょだい経済けいざいけん構想こうそう、「一帯いったい一路いちろ」について、「両国りょうこくがともに発展はってんするあらたなプラットフォームやモデルケースとなることができる」とべ、日本にっぽんが、この構想こうそう賛同さんどうして中国ちゅうごく経済けいざい協力きょうりょくふかめることに期待きたいしめしました。

一方いっぽう新華社しんかしゃ通信つうしん記事きじで、北朝鮮きたちょうせん問題もんだいについてはれていません。

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