1980年代に
活躍した
アメリカの
現代画家、
バスキアの
作品が
競売にかけられ、
日本人の
実業家がアメリカの
芸術家の
作品としては
史上最高額の
120億円余りで
落札しました。
落札されたのは、アメリカの
現代画家の
ジャンミシェル・バスキアが
1982年に
描いた
無題の
作品で、
頭蓋骨のような
人の
顔が
大胆なタッチで
表現されています。
ニューヨークの大手競売会社サザビーズで18日に競売にかけられ、衣料品の通販サイト、ゾゾタウンの運営会社社長、前澤友作さんがおよそ1億1050万ドル(約123億円)で落札しました。
サザビーズによりますと、落札額は事前の予想を大幅に上回り、バスキアの作品としても、アメリカの芸術家の作品としても、史上最高額だということです。
前澤さんは去年5月にもバスキアの別の作品を60億円余りで落札していて、自身のツイッターに「皆さんに見てもらえる機会を作れたらいいなと思っています」と投稿しています。
バスキアは1980年代にニューヨークで活躍し、ポップアートの巨匠、アンディ・ウォーホルとも親交があったということで、27歳の若さで亡くなったあとも、その生涯を描いた映画が製作されるなど注目を集めています。