小野寺防衛大臣は
27日未明、
記者団に対し、
青森県龍飛崎沖の
日本海で
海上自衛隊のヘリコプターから
遭難信号が
出され、
1人が
救助されたものの
3人が
行方不明になっていることを
明らかにしました。
小野寺防衛大臣によりますと、
26日午後10時48分ごろ
青森県龍飛崎の
西南西およそ
90キロの
日本海の
海上で、
夜間発着艦訓練を
行っていた
海上自衛隊の
SH60哨戒ヘリコプターと
連絡が
取れなくなり、
その後、
遭難信号が
出されたということです。
ヘリコプターには隊員4人が乗っていて、その後1人は海上で救助され、意識もあって命に別状はないということですが、残りの3人の行方がわかっておらず、捜索が続けられているということです。
また、機体の残骸などは見つかっておらず、墜落したかどうかは確認できていないとしています。
小野寺大臣は、事故を受けて海上幕僚監部に事故調査委員会を設置したことを明らかにしたうえで「国民にご心配をおかけし、おわびを申し上げる。一刻も早い行方不明者の救助に向け全力で捜索にあたるとともに、原因を速やかに調査し、再発防止に努めたい」と述べました。