掛布氏はおととし、金本知憲監督の就任とともに2軍監督となり、現役時代の背番号「31」をつけてチームの底上げに取り組みました。
昨シーズンは原口文仁選手などを育てて1軍に定着させたほか、今シーズンは球団のコーディネーター時代から指導してきた中谷将大選手がチームトップのホームラン19本を打つなど、若手の育成を手がけてきました。
球団関係者によりますと、掛布2軍監督は2年間の契約満了に伴って今シーズンかぎりで退任することになり、今後、フロント入りを要請することにしています。
10日、兵庫県西宮市内で報道陣の取材に応じた掛布2軍監督は「指導した若手が1軍で活躍してくれたし、これからも活躍してくれると思う。2軍の試合なのに連日多くのファンが見に来てくれて、選手たちを育ててくれた。充実していた」と話していました。