4日朝、
山陽新幹線の
新神戸駅で
男がホームから
降りておよそ
100メートルにわたって線路上を
歩いたため、
新幹線は
25分間にわたって
運転を
見合わせました。
男はホームに
戻ったところを
逮捕され、
警察が
新幹線特例法違反の
疑いで
詳しい
状況を
調べています。
4日午前7時50分ごろ、
山陽新幹線の
新神戸駅で、
男が
線路の
上を
歩いているのを
駅員が
見つけました。
警察などによりますと、
男はホームから
降りて
上り
線の
線路の
上を
歩いて、
東におよそ
100メートル
離れたトンネルの
近くまで
行ったあと、
下り
線の
線路に
折り返し、およそ
20分間線路上にいたということです。
男は、自力でホームに上ったところを、駅の警備員にその場で逮捕されました。
男は、持っていたEUの免許証からドイツ人の27歳の大学生でヴィルデゲール・トビアス容疑者と見られ、警察の調べに対して「何も答えたくない」と話しているということです。
この影響で、山陽新幹線はおよそ25分間、新大阪駅と岡山駅の間の上下線で運転を見合わせ、警察は、新幹線の運転を妨害した新幹線特例法違反の疑いで詳しい状況を調べています。
新幹線は、時速200キロ以上の高速で走行することから、在来線とは異なり、線路内に侵入するだけで処罰の対象となります。