いずれも命に別状はないということで、警察と消防が詳しい状況を調べています。
19日午前8時半ごろ、鹿児島市平田町の県道で「大型バスが横転した」と運転手から消防に通報がありました。
消防によりますと、大型バスには鹿児島県霧島市の県立国分高校のサッカー部の部員など31人が乗っていて、このうち9人がけがをして病院に運ばれたということです。
いずれも命に別状はないということです。
現場は鹿児島市のJR鹿児島中央駅から南西に10キロ以上離れた山あいを走る県道291号で、警察と消防が詳しい状況を調べています。
午前11時半すぎにNHKのヘリコプターが撮影した映像からは、現場はガードレールやセンターラインが無い山道で、大型バスが道路脇で横転している様子が確認できます。
また、バスのフロントガラスが割れているのも確認できます。
事故の1報を受けて現場に駆けつけた国分高校のサッカー部員の家族によりますと、部員たちは試合のため、大型バスで移動している途中だったということです。