新型コロナウイルスの
感染が
拡大する
中、
政府は、
来週11
日に
予定していた
東日本大震災の
追悼式を
取りやめる
方向で
最終調整を
進めています。
被災者の
心情にも
配慮し、
追悼式に
代わる弔意の
表し
方を
検討しています。
新型コロナウイルスの
感染が
拡大する
中、
政府は、
東日本大震災の
発生から
9年となる
今月11
日に、「
東日本大震災九周年追悼式」を
参列者の
規模を
縮小する
などして
開催する
方向で
調整していました。
しかし先週、安倍総理大臣が大規模なスポーツや文化イベントなどを当面、中止したり、延期したりするよう要請したことなどを踏まえ、政府は、追悼式を開催するかどうか改めて検討しました。
その結果、今は感染拡大の防止に向けた極めて重要な時期だとして、取りやめる方向で最終調整を進めることになりました。
ただ、東日本大震災では、いわゆる「震災関連死」を含めて死者や行方不明者が2万人を超えるなど甚大な被害が出たことから、政府は、追悼式を重要な行事と位置づけてきました。
このため、政府は、被災者の心情にも配慮し、追悼式に代わる弔意の表し方としてどのような方法があるのか、検討しています。