アメリカのバイデン
大統領が
主催する
気候変動サミットが、
菅総理大臣、
中国の
習近平国家主席、ロシアのプーチン
大統領も
出席して
日本時間の22
日夜、
始まります。
アメリカは
新たな
温室効果ガスの
削減目標を
示すとしていて、
自国の
目標を
どこまで
引き上げるかが
焦点となっています。
アメリカのバイデン大統領が主催する気候変動サミットは、日本時間の22日夜9時から2日間の日程でオンライン形式で行われ、菅総理大臣、中国の習近平国家主席、ロシアのプーチン大統領、そしてヨーロッパ各国など40の国と機関の首脳が出席する予定です。
バイデン政権は気候変動を地球規模の差し迫った危機だとしていて、今回のサミットでアメリカとして新たな温室効果ガスの削減目標を示し、各国にもさらなる取り組みを求める方針です。
これに関して主要メディアは、関係者の話として温室効果ガスの削減目標について、これまで2005年に比べて2025年までに26%から28%としていたのを、2030年までに50%程度にまで引き上げると伝えていて、バイデン大統領がどこまで踏み込んだ目標を示すのかが焦点になっています。
またバイデン政権は、気候変動対策を国際社会全体で加速させるには、世界最大の温室効果ガスの排出国である中国の協力が欠かせないとしていて、中国と安全保障や人権をめぐり対立するなか、サミットで米中双方がどのような姿勢を示すのかにも各国の関心が集まっています。