Actualités japonaises: 気象庁「油断せず身の安全確保を少ない雨でも危険度高まる」

気象庁きしょうちょう「油断ゆだんせず身みの安全あんぜん確保かくほを少すくない雨あめでも危険きけん度ど高たかまる」

N2 Aug 11, 2025 17:08 27

Furigana Traduction

熊本くまもと県けんの各地かくちで発表はっぴょうされていた大雨おおあめの特別とくべつ警報けいほうについて、気象庁きしょうちょうと国土こくど交通こうつう省しょうは午後ごご3時さんじ15分じゅうごふんから会見かいけんを開ひらき、今後こんごの見通みとおしや警戒けいかい点てんなどについて説明せつめいしました。

気象庁きしょうちょうの立原たちはら秀一ひでかず予報よほう課長かちょうは「大雨おおあめ特別とくべつ警報けいほうが警報けいほうや注意報ちゅういほうに切きり替かわったあとも引ひき続つづき油断ゆだんすることなく、地元じもとの市町村しちょうそんの避難ひなんに関かんする情報じょうほうに従したがって身みの安全あんぜんを確保かくほしてほしい。

これまでの大雨おおあめで地盤じばんが緩ゆるんでいるところや水位すいいが上昇じょうしょうしている川かわがある。今後こんご、少すくない雨あめでも再ふたたび災害さいがいの発生はっせいの危険きけん度どが高たかまる可能かのう性せいがある。引ひき続つづき土砂どしゃ災害さいがいに厳重げんじゅうに警戒けいかいし、川かわの増水ぞうすいや氾濫はんらんなどに警戒けいかいしてほしい」と呼よびかけました。

また、「引ひき続つづき、本州ほんしゅうの日本海">日本海にほんかい側がわに前線ぜんせんがのびている状況じょうきょうで、前線ぜんせんや前線ぜんせん上じょうの低てい気圧きあつに向むかって非常ひじょうに暖あたたかく湿しめった空気くうきの流ながれ込こみが続つづいている。

前線ぜんせんに沿そうように本州ほんしゅう付近ふきんや東シナ海ひがししなかいにところどころ発達はったつした雲くもも認みとめられる。こうした気圧きあつ配置はいちは12日じゅうににちも大おおきく変かわらない見通みとおしだ」と述のべました。

「九州きゅうしゅう北部ほくぶ12日じゅうににち朝あさにかけ警報けいほう級きゅうの大雨おおあめの可能かのう性せい高たかい」

その上うえで今後こんごの大雨おおあめの見通みとおしについて、「熊本くまもと県けんを含ふくむ九州きゅうしゅう北部ほくぶでは、12日じゅうににち朝あさにかけて警報けいほう級きゅうの大雨おおあめとなる可能かのう性せいが高たかいと予想よそうされ、その後ご12日じゅうににちいっぱいは警報けいほう級きゅうの可能かのう性せいがある。

また、ほぼ全国ぜんこく的てきに12日じゅうににちにかけて警報けいほう級きゅうの大雨おおあめが見込みこまれている状況じょうきょうで、一部いちぶの地域ちいきでは13日じゅうさんにちにかけても警報けいほう級きゅうの大雨おおあめとなる可能かのう性せいがある。当面とうめん少すくなくとも12日じゅうににちにかけて、地域ちいきによっては13日じゅうさんにちにかけて大雨おおあめの警戒けいかいをしてほしい」と述のべました。

「低ひくい水位すいいでも氾濫はんらんのおそれ早はやめの避難ひなん行動こうどうを」

今後こんごの川かわの水位すいいの見通みとおしについて国土こくど交通こうつう省しょうの島本しまもと和仁かずひと河川かせん環境かんきょう課長かちょうは「大おおきい河川かせんでは当面とうめんの間ま、水位すいいの高たかい状態じょうたいが続つづく。

これまでの雨あめで流域りゅういきが湿しめった状態じょうたいで再度さいど、大雨おおあめが発生はっせいすると河川かせんの水位すいいが急激きゅうげきに上あがる。大雨おおあめ特別とくべつ警報けいほうが警報けいほう・注意報ちゅういほうに切きり替かわったあとも油断ゆだんすることなく市町村しちょうそんが発令はつれいしている避難ひなんに関かんする情報じょうほうに従したがって身みの安全あんぜんを確保かくほしてほしい」と述のべました。

そのうえで、「当面とうめんの間ま、堤防ていぼうや護岸ごがんなどの損傷そんしょうを十分">十分じゅうぶんに確認かくにんできている段階だんかいではなく、低ひくい水位すいいで氾濫はんらんする可能かのう性せいもある。

今後こんごの大雨おおあめに対たいして十分じゅうぶん注意ちゅういするとともに引ひき続つづき、気象きしょうや水位すいいの情報じょうほう、それにハザードマップなどを確認かくにんし引ひき続つづき早はやめの避難ひなん行動こうどうをとってほしい」と述のべ、備そなえを続つづけるよう呼よびかけました。

また、今後こんごの注意ちゅうい点てんについて「大おおきな河川かせんのうち、上流じょうりゅうのダムで洪水こうずい調節ちょうせつを行おこなったところでは、ダムの貯水ちょすい量りょうを回復かいふくするために放流ほうりゅうなどを行おこなうため、水位すいいの上昇じょうしょうが継続けいぞくすると思おもわれる。

河川かせんによっては堤防ていぼう・護岸ごがんなどが損傷そんしょうし、低ひくい水位すいいで氾濫はんらんする可能かのう性せいもある。今後こんごの大雨おおあめに十分じゅうぶん注意ちゅういしてほしい」と述のべました。

そのうえで、「大おおきな河川かせんの水位すいいが高たかいと、接続せつぞくしている中小ちゅうしょうの河川かせんの合流ごうりゅうが悪わるくなる。

中小ちゅうしょうの河川かせんは少すくない雨あめでも急激きゅうげきに水位すいいが上昇じょうしょうしやすい状態じょうたいが続つづくので十分じゅうぶん注意ちゅういしてほしい。これまでの大雨おおあめで地盤じばんの緩ゆるんでいるところもあり土砂どしゃ災害さいがいも引ひき続つづき厳重げんじゅうに警戒けいかいして、最新さいしんの情報じょうほうを確認かくにんしてほしい」と述のべました。