Báo tiếng Nhật: 「終戦の日」閣僚や国会議員靖国神社に参拝

「終戦しゅうせんの日ひ」の15日じゅうごにち、石破いしば内閣ないかくの閣僚かくりょうでは、小泉こいずみ農林のうりん水産すいさん大臣だいじんが靖国やすくに神社じんじゃに参拝さんぱいしました。一方いっぽう、石破いしば総理そうり大臣だいじんは自民党じみんとう総裁そうさいとして私費しひで玉串たまぐし料りょうを納おさめました。

また自民党じみんとうの高市たかいち前ぜん経済けいざい安全あんぜん保障ほしょう担当たんとう大臣だいじんや小林こばやし鷹たか之の元もと経済けいざい安全あんぜん保障ほしょう担当たんとう大臣だいじんらも参拝さんぱいしたほか、超党派ちょうとうはの議員ぎいん連盟れんめいのメンバー50人ごじゅうにん余あまりも参拝さんぱいしました。

小泉こいずみ農林のうりん水産すいさん相しょう参拝さんぱい

靖国やすくに神社じんじゃには、朝あさから国会こっかい議員ぎいんらが参拝さんぱいに訪おとずれ、石破いしば内閣ないかくの閣僚かくりょうでは、小泉こいずみ農林のうりん水産すいさん大臣だいじんが午前ごぜん8時はちじごろ到着とうちゃく殿どのから参拝さんぱいしました。

小泉こいずみ大臣だいじんは、環境かんきょう大臣だいじんだった2020年にせんにじゅうねんと2021年にせんにじゅういちねんにも靖国やすくに神社じんじゃに参拝さんぱいしていて、閣議かくぎのあとの記者きしゃ会見かいけんで「初はつ当選とうせん以来いらい、毎年まいとしの行動こうどうだ。

不戦ふせんの誓ちかいと、国家こっかのために命いのちをささげた方ほうに対たいする礼れいを忘わすれないことは重要じゅうようなことだ」と述のべました。

去年きょねん10月じゅうがつに石破いしば内閣ないかくが発足ほっそくして以降いこう、閣僚かくりょうの靖国やすくに神社じんじゃへの参拝さんぱいが確認かくにんされたのは初はじめてです。

石破いしば首相しゅしょう「自民党じみんとう総裁そうさい・石破いしば茂しげる」として私費しひで玉串たまぐし料りょう納おさめる

一方いっぽう、石破いしば総理そうり大臣だいじんは参拝さんぱいせず「自民党じみんとう総裁そうさい・石破いしば茂しげる」として私費しひで玉串たまぐし料りょうを納おさめました。

自民じみん高市たかいち前ぜん経済けいざい安保あんぽ相しょう参拝さんぱい

去年きょねんの自民党じみんとう総裁そうさい選挙せんきょで石破いしば総理そうり大臣だいじんらと争あらそった高市たかいち前ぜん経済けいざい安全あんぜん保障ほしょう担当たんとう大臣だいじんは、午前ごぜん10時半じゅうじはんすぎに靖国やすくに神社じんじゃに参拝さんぱいしました。

参拝さんぱいを終おえたあと、高市たかいち氏しは記者きしゃ団だんに対たいし「80年はちじゅうねん前まえに敗戦はいせんし、深ふかい悲かなしみと喪失そうしつ感かん、戦争せんそうが終おわったことへの安あんどもあったと思おもうが、たくさんの方ほうが国策こくさくに殉じゅんじられた。

尊崇そんすうの念ねんをもって哀悼あいとうの誠まことを捧ささげた」と述のべました。

自民じみん小林こばやし元もと経済けいざい安保あんぽ相しょう参拝さんぱい

同おなじく去年きょねんの自民党じみんとう総裁そうさい選挙せんきょで石破いしば総理そうり大臣だいじんらと争あらそった小林こばやし鷹たか之の元もと経済けいざい安全あんぜん保障ほしょう担当たんとう大臣だいじんは、8時はちじごろ、参拝さんぱいしました。

小林こばやし氏しは記者きしゃ団だんに対たいし「祖父そふが中国ちゅうごくで戦死せんししており、遺族いぞくの1人いちにんとして参拝さんぱいした。

尊とうとい犠牲ぎせいになられた英霊えいれいに心こころから哀悼あいとうの誠まことを捧ささげ、国くにと国民こくみん、平和へいわを守り抜まもりぬくために全力ぜんりょくを尽つくす覚悟かくごを新あらたにした」と述のべました。

一方いっぽう、石破いしば総理そうり大臣だいじんが戦後せんご80年はちじゅうねんにあたって出だしたいとしているメッセージについて「私わたし自身じしんの考え方かんがえかたは、これ以上いじょう、次つぎの世代せだいに謝罪しゃざいし続つづける宿命しゅくめいを負おわせるべきではないとの思おもいが込こめられた70年ななじゅうねん談話だんわがすべてだと思おもっている」と述のべました。

自民じみん旧きゅう安倍あべ派はの有力ゆうりょく議員ぎいんらも参拝さんぱい

午前ごぜん中ちゅう、旧きゅう安倍あべ派はの有力ゆうりょく議員ぎいんの1人いちにんだった萩生田はぎうだ元もと政務せいむ調査ちょうさ会長かいちょうや同おなじく旧きゅう安倍あべ派はの稲田いなだ元もと防衛ぼうえい大臣だいじん、それに新藤しんどう政務せいむ調査ちょうさ会長かいちょう代行だいこうや古屋こや元もと国家こっか公安こうあん委員いいん長ちょう、木原きはら稔みのる前ぜん防衛ぼうえい大臣だいじんらもそれぞれ参拝さんぱいしました。

超党派ちょうとうは議員ぎいん連盟れんめい国会こっかい議員ぎいん50人ごじゅうにん余あまりが参拝さんぱい

超党派ちょうとうはの議員ぎいん連盟れんめい「みんなで靖国やすくに神社じんじゃに参拝さんぱいする国会こっかい議員ぎいんの会かい」は毎年まいとし、春はると秋あきの例れい大祭たいさいと8月はちがつ15日じゅうごにちの「終戦しゅうせんの日ひ」に靖国やすくに神社じんじゃに参拝さんぱいしています。

15日じゅうごにちは午前ごぜん10時じゅうじすぎに自民党じみんとうや日本にっぽん維新いしんの会かい、国民こくみん民主みんしゅ党とうなどの国会こっかい議員ぎいん50人ごじゅうにん余あまりが靖国やすくに神社じんじゃの本殿ほんでんに昇殿しょうでんし、そろって参拝さんぱいしました。

このうち石破いしば内閣ないかくからは、大串おおぐし正樹まさき経済けいざい産業さんぎょう副ふく大臣だいじんらが参拝さんぱいしました。

参拝さんぱいのあと、議員ぎいん連盟れんめいの会長かいちょうに新あらたに就任しゅうにんした自民党じみんとうの逢沢あいざわ元もと国会こっかい対策たいさく委員いいん長ちょうが記者きしゃ会見かいけんし「多おおくの戦没せんぼつ者しゃに改あらためて尊崇そんすうの念ねんを持もち、御霊みたまが安やすらかなことをお祈いのりした。

戦争せんそうを直接ちょくせつ体験たいけんされた方ほうがごくわずかとなる時代じだいを迎むかえ、記録きろくや記憶きおくを風化ふうかさせず次つぎの世代せだいに語り継かたりつぐ活動かつどうを、国政こくせいの場ばでもしっかり支ささえていきたい」と述のべました。

また、石破いしば総理そうり大臣だいじんが戦後せんご80年はちじゅうねんにあたって出だしたいとしているメッセージについて「人道じんどうや人権じんけん、安全あんぜん保障ほしょうに長ながく取り組とりくんできた自身じしんの独自どくじの言葉ことばで、国民こくみんや世界せかいに心こころの底そこから伝つたえたいメッセージを持もっているのではないか」と述のべました。