イスラエル
軍の
攻撃が
続くパレスチナのガザ
地区では、
深刻な
食料不足から
栄養失調などによって、
これまでに
100人を
超える
子どもが
死亡しています。
在以色列軍隊持續攻擊的巴勒斯坦加薩地區,由於嚴重的糧食短缺和營養不良,已有超過100名兒童死亡。
こうした
中、
現地の
診療所で
診察を
受けた
子どもの
親はNHKの
取材に
対し
一刻も
早い
停戦を
訴えています。
在這種情況下,帶孩子在當地診所就診的家長在接受NHK採訪時呼籲儘早停火。
パレスチナのガザ地区の保健当局は16日、これまでに子ども108人を含む251人が栄養失調などによって死亡したと発表しました。
巴勒斯坦加薩地區的衛生當局於16日宣布,截至目前已有包括108名兒童在內的251人因營養不良等原因死亡。
こうした中、NHKガザ事務所は14日、中部デルバラハでUNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関が運営する診療所を取材しました。
在這種情況下,NHK加薩辦事處於14日在中部德爾巴拉哈採訪了由UNRWA(聯合國巴勒斯坦難民救濟事業機構)運營的診療所。
診療所には、痩せ細った子どもを連れた親が次々と訪れ、医師や看護師は栄養失調になっているかを診察するために子どもの腕の太さを測るなどしていました。
診所裡,帶著瘦弱孩子的家長接連前來,醫生和護士會測量孩子手臂的粗細等,以判斷是否有營養不良的情況。
診察を受けた子どもは、栄養状態を改善するための専用の食事を受け取っていましたが、イスラエルによって食料の搬入の制限が続くなか、こうした治療に必要な物資も不足しているということです。
接受診察的兒童雖然獲得了為改善營養狀況而特別準備的餐食,但由於以色列持續限制糧食運輸,這類治療所需的物資也正面臨短缺。
UNRWAによりますと、ガザ地区で栄養失調に陥っている5歳未満の子どもの割合は、ことし3月には5%台でしたが、先月末の時点で13%にまで急増したということです。
根據聯合國近東救濟工程處(UNRWA)的資料,加薩地區營養不良的五歲以下兒童比例,在今年三月時為百分之五左右,但截至上月底已急劇上升至百分之十三。
子どもを連れてきた母親は「食料事情はとても悪く、テントで避難生活を送る私たちには何も届いていません。
帶著孩子來的母親說:「糧食狀況非常糟糕,對於我們這些在帳篷裡避難生活的人來說,什麼物資都沒有送到。」
停戦が
実現し、
子どもの
具合が
よくなるのを
願っています」と
訴えていました。
他懇切地呼籲:「希望能夠實現停火,也希望孩子的身體狀況能夠好轉。」
UNRWAの清田明宏保健局長は、NHKのオンラインインタビューに「停戦をしないかぎりは物資が大量に入る構造にはならない」と述べて、人道状況の改善のために一刻も早い停戦の実現が必要だと訴えました。
UNRWA清田明宏保健局長在接受NHK線上訪問時表示:「只要不實現停火,物資就無法大量進入。」他強調,為了改善人道狀況,必須儘快實現停火。