Actualités japonaises: ドジャース山本由伸が11勝目大谷翔平は45号HR チームは快勝

大だいリーグ、ドジャースとパドレスの首位しゅい攻防こうぼうとなる3さん連戦れんせんの最終さいしゅう戦せんは、山本やまもと由ゆ伸しん投手とうしゅが6ろく回かい2に失点しってんの好投こうとうで11じゅういち勝しょう目めを挙あげ、大谷おおたに翔しょう平ひら選手せんしゅにも45よんじゅうご号ごうホームランが出でてドジャースが8はち対たい2にで快勝かいしょうし再ふたたびパドレスと首位しゅいで並ならびました。

ドジャースはパドレスとの今こんシーズン最後さいごの3さん連戦れんせんで2に連敗れんぱいし、ゲーム差さ「1いち」で2に位いとなって24にじゅうよ日にち、パドレスの本拠地ほんきょちサンディエゴで3さん戦せん目めが行おこなわれました。

ドジャースの先発せんぱつはここまで10じゅう勝しょう8はち敗はいの山本やまもと投手とうしゅで立たち上あがりから速球そっきゅうに力ちからがあり2に回かいまでノーヒットに抑おさえました。しかし、1いち点てんをリードして迎むかえた3さん回かい、1いちアウト一塁いちるいからツーランホームランを許ゆるし1いち対たい2にと逆転ぎゃくてんされました。5ご回かいも一塁いちるい二塁にるいと得点とくてん圏けんにランナーを背負せおいましたが、ここは変化球へんかきゅうを低ひくめに集あつめて後続こうぞくを抑おさえ、追加ついか点てんを許ゆるしませんでした。打線だせんが6ろく回かいに同点どうてんに追おいつくと、山本やまもと投手とうしゅはそのウラまで投なげてマウンドを降おりました。球たま数すうは92きゅうじゅうに球きゅう、打うたれたヒットが4よん本ほん、フォアボールは2につ、三振さんしんは6ろくつ奪うばって2に失点しってんの好投こうとうでした。ドジャースは7なな回かい、2に本ほんのホームランで5ご点てんを挙あげて勝ち越かちこし、山本やまもと投手とうしゅに勝かち投手とうしゅの権利けんりがつきました。さらに9きゅう回かい、ここまでノーヒットだった1いち番ばん・指名しめい打者だしゃの大谷おおたに選手せんしゅがパドレスの4よん人にん目めで登板とうばんした松井まつい裕樹ゆうき投手とうしゅの高たかめのストレートを右中間うちゅうかんスタンドへ運はこびダメ押おしとなる45よんじゅうご号ごうソロホームランでリードを広ひろげました。ホームランは4よん試合しあいぶりで、フィリーズのシュワーバー選手せんしゅと並ならんでナショナルリーグのホームランランキングでトップに立たちました。大谷おおたに選手せんしゅはこの試合しあい4よん打数だすう1いち安打あんだ1いち打点だてんフォアボールが1いちつでした。ドジャースは8はち対たい2にで快勝かいしょうしてパドレスと首位しゅいで並ならび、山本やまもと投手とうしゅが11じゅういち勝しょう目めをマークしました。一方いっぽう、パドレスの松井まつい投手とうしゅは1いちイニングを投なげて1いち失点しってんで勝ち負かちまけはつきませんでした。山本やまもと由ゆ伸しん「調子ちょうしがいいときの感覚かんかくだった」山本やまもと投手とうしゅは、パドレスに2に連敗れんぱいしたあとの3さん連戦れんせん最終さいしゅう戦せんというプレッシャーのかかる登板とうばんとなったことについて、「きょうはどうしても落おとせない試合しあいだったので、いつも以上いじょうに集中しゅうちゅう力りょく高たかく試合しあいに入いれた。ストレートは思おもった以上いじょうにスピードが出でていて、調子ちょうしがいいときの感覚かんかくだった」と振ふり返かえりました。3さん回かいに一時いちじ逆転ぎゃくてんとなるツーランホームランを許ゆるしたことについては「試合しあい展開てんかい的てきには先制せんせい点てんをなんとか守まもったまま行いきたかったので、悔くやしいポイントだ」と反省はんせいしましたが、「その後ごはしっかりいいピッチングができたので、全体ぜんたい的てきにはすごくいい仕事しごとだったと思おもう」満足まんぞくそうに話はなしました。7なな回かいにバッテリーを組くむラッシング選手せんしゅが勝ち越かちこしのスリーランホームランを打うち、ベンチで両手りょうてをあげて満面まんめんの笑えみを見みせていた場面ばめんを振ふり返かえり「ピッチングでも助たすけてもらったし、試合しあいを決きめる1いち発はつで僕ぼく自身じしんもうれしかった。チームも勢いきおいづいたような雰囲気ふんいきだったので、本当ほんとうによかった」と喜よろこんでいました。大谷おおたに翔しょう平たいらパドレスのファンとハイタッチする場面ばめんも大谷おおたに選手せんしゅは9きゅう回かいの第だい5ご打席だせきに4よん試合しあいぶり、この3さん連戦れんせんでは初はつとなるソロホームランを打うったあと、ドジャースベンチ横よこに座すわっていたパドレスのユニフォームを着きたファンとハイタッチする場面ばめんがありました。ロバーツ監督かんとくによりますと、このファンは試合しあい中ちゅうに大谷おおたに選手せんしゅに対にたいして「このシリーズは全然ぜんぜんだめだな」とヤジを飛とばし続つづけていたということです。ロバーツ監督かんとくは、「試合しあい中ちゅうずっと騒さわいでいてとてもうるさかった。翔しょう平へいが自分じぶんからハイタッチに行いったのは『彼かれらしくない』とは思おもったが、人間にんげん味みがあっておもしろかった」と笑顔えがおで振ふり返かえりました。映像えいぞうではハイタッチをする際さいに大谷おおたに選手せんしゅがファンに何なにかひ言こと、声こえを掛かけて肩かたをポンとたたき、ファンも、それに応こたえています。ライバルチームのファンからのヤジに対にたいして結果けっかで返かえす形かたちとなり、大谷おおたに選手せんしゅの負まけず嫌ぎらいな一いち面めんがかいま見みえる一幕ひとまくとなりました。ロバーツ監督かんとく「打線だせん全体ぜんたいとして目指めざす姿すがた示しめしてくれた」ドジャースは前まえの試合しあいまで2に試合しあい連続れんぞくで1いち得点とくてんと苦くるしんでいた打線だせんが奮起ふんきし、3さん連戦れんせんを1いち勝しょう2に敗はいとしてパドレスと同率どうりつで再ふたたび首位しゅいに立たちました。ロバーツ監督かんとくは選手せんしゅたちに対にたいしてチームバッティングの徹底てっていを呼よびかけていたということで、試合しあい後ご、「1いち回かいの大谷おおたに選手せんしゅのフォアボールから始はじまり、打線だせん全体ぜんたいとしてわれわれが目指めざす姿すがたを示しめしてくれた。粘ねばり強づよく戦たたかい、チャンスには長打ちょうだも出でる。いい打席だせきが積つみ重かさねられていた」と満足まんぞくげな表情ひょうじょうで振ふり返かえっていました。ドジャースとパドレスいずれも残のこり31さんじゅういち試合しあいナショナルリーグ西部せいぶ地区ちくで同率どうりつ首位しゅいに立たっているドジャースとパドレスは、これでレギュラーシーズンの直接ちょくせつ対決たいけつ13じゅうさん試合しあいがすべて終おわり、ドジャースが9きゅう勝しょう4よん敗はいで勝ち越かちこしました。大だいリーグでは、レギュラーシーズン終了しゅうりょう時点じてんで上位じょうい2にチームが勝率しょうりつで並ならんだ場合ばあい、直接ちょくせつ対決たいけつの成績せいせきで上回うわまわっているチームが地区ちく優勝ゆうしょうとなります。ドジャースとパドレスはいずれも残のこり31さんじゅういち試合しあいで、仮かりにともに31さんじゅういち勝しょう0れい敗はいで終おえた場合ばあいに、パドレスが優勝ゆうしょうする可能かのう性せいがないため、同率どうりつで並ならびながらもドジャースに地区ちく優勝ゆうしょうへ、残のこり試合しあい数すうと同おなじマジックナンバー「31さんじゅういち」が点灯てんとうしました。ただ次つぎの試合しあいでドジャースが敗やぶれてパドレスが勝かてば、逆ぎゃくにパドレスにマジックナンバーが点灯てんとうする状況じょうきょうで2にチームによる地区ちく優勝ゆうしょう争あらそいはシーズン最終盤さいしゅうばんまでもつれることが想定そうていされます。ロバーツ監督かんとくは「パドレスは非常ひじょうに才能さいのうあるチームで、直接ちょくせつ対決たいけつで上回うわまわることができたことは大おおきい。ただ、もうパドレスのことは忘わすれて次つぎに進すすむこれからもポストシーズン進出しんしゅつを目指めざすチームとの試合しあいが残のこっているので、しっかり準備じゅんびして臨のぞむ」と気持きもちを切きり替かえていました。一方いっぽう、パドレスのシルト監督かんとくは「きょうの結果けっかは残念ざんねんだが、われわれはすばらしい野球やきゅうをしている。この3さん連戦れんせんで首位しゅいに並ならぶことができた。このまま優勝ゆうしょうを勝ち取かちとるつもりだ」と優勝ゆうしょうに向むけ自信じしんを深ふかめていました。