ロシア
極東のウラジオストクを
訪問していた
北朝鮮のキム・ジョンウン(
金正恩)
朝鮮労働党委員長は、プーチン
大統領との
首脳会談など3日間にわたる
日程を
終えて、26
日午後、
専用列車で
帰国の
途につきました。
北朝鮮のキム・ジョンウン
委員長は、24
日からロシア
極東のウラジオストクを
訪問し、25
日はプーチン
大統領との
初の
首脳会談に
臨んで、
北朝鮮の
核問題や
アメリカへの
対応、
経済協力などについて
意見を
交わしました。
26日は第二次世界大戦で戦死した旧ソビエト兵の慰霊碑を訪れたあと、17年前、父親のキム・ジョンイル(金正日)総書記が訪れたのと同じ郊外のレストランで昼食をとるなど、一連の日程を終えました。
そして日本時間の26日午後2時すぎ、ウラジオストク駅でロシアの楽団による両国の国歌の演奏など、見送りのセレモニーが行われたあと、キム委員長を乗せた専用列車がウラジオストク駅を出発し、帰国の途につきました。
北朝鮮の国営メディアは、首脳会談でキム委員長が「朝鮮半島の平和と安全はすべてアメリカの今後の態度によって左右されるだろう」と述べたと伝えていて、3回目の米朝首脳会談に向けて、アメリカから譲歩を引き出すために駆け引きを続ける姿勢を見せています。