日本新聞: ピエール瀧被告起訴内容認めるコカイン使用の罪

ピエール瀧たき被告ひこく起訴きそ内容ないよう認みとめるコカイン使用しようの罪つみ

Jun 5, 2019 10:06

Furigana

俳優はいゆうでミュージシャンのピエール瀧たき被告ひこくがコカインを使用しようしたとして麻薬まやく取締とりしまり法ほう違反いはんの罪つみに問とわれている裁判さいばんの初はつ公判こうはんで、被告ひこくは起訴きそされた内容ないようを認みとめました。

ピエール瀧たき、本名ほんみょう・瀧たき正則まさのり被告ひこく（52）はことし３月さんがつ、コカインを使用しようしたとして麻薬まやく取締とりしまり法ほう違反いはんの罪つみに問とわれています。

初はつ公判こうはんは５ご日にち午前ごぜん10時半じはんから東京とうきょう地方ちほう裁判所さいばんしょで開ひらかれ、瀧たき被告ひこくは黒くろっぽいスーツで紺色こんいろのネクタイを身みにつけ、裁判官さいばんかんに一礼いちれいをしてから法廷ほうていに入はいりました。

そして裁判官さいばんかんから法廷ほうていの真ん中まんなかに立たつように促うながされると、はっきりとした口調くちょうで「はい」と答こたえ、背筋せすじを伸のばして裁判官さいばんかんのほうをまっすぐ見みていました。

裁判官さいばんかんから起訴きそされた内容ないように間違まちがいがないか質問しつもんされると、「ありません」と述のべ、罪つみを認みとめました。

このあと検察けんさつは、被告ひこくが20代だいの頃ころから違法いほうな薬物やくぶつを使用しようしていたことや、ミュージシャンの仕事しごとが忙いそがしく、ストレスを感かんじて継続けいぞく的てきに使用しようしていたと指摘してきしました。

５ご日にちは被告ひこく人じん質問しつもんや検察けんさつによる求刑きゅうけいが行おこなわれ、審理しんりがすべて終おわる見通みとおしです。

傍聴ぼうちょう席せき求もとめ1200人にん余よが

東京とうきょう地方ちほう裁判所さいばんしょには傍聴ぼうちょうを希望きぼうする多おおくの人ひとが訪おとずれ、裁判所さいばんしょの外そとまで長ながい列れつができました。裁判所さいばんしょによりますと、傍聴ぼうちょう席せき21席せきに対にたいして1266人にんが並ならび、抽選ちゅうせんの倍率ばいりつはおよそ60倍ばいとなりました。