일본어 뉴스: 2月の実質賃金前年同月比1.3％減少 23か月連続のマイナス

2月つきの実質じっしつ賃金ちんぎん前年ぜんねん同月どうげつ比ひ1.3％減少げんしょう 23か月かげつ連続れんぞくのマイナス

Apr 8, 2024 08:04

Furigana

ことし2月つきの働はたらく人ひと1人にん当あたりの実質じっしつ賃金ちんぎんは前まえの年としの同おなじ月つきに比くらべて1.3％減少げんしょうし、23か月かげつ連続れんぞくのマイナスとなりました。厚生こうせい労働ろうどう省しょうは「ことしは春闘しゅんとうで高たかい水準すいじゅんの賃上ちんあげが行おこなわれているので、今後こんご、プラスに転てんじるのかを注視ちゅうししていきたい」としています。

厚生こうせい労働ろうどう省しょうは全国ぜんこくの従業じゅうぎょう員いん5人にん以上いじょうの事業じぎょう所しょ、3万まん余あまりを対象たいしょうに「毎月まいつき勤労きんろう統計とうけい調査ちょうさ」を行おこなっていて、ことし2月つき分ぶんの速報そくほう値ちを公表こうひょうしました。

それによりますと基本きほん給きゅうや残業ざんぎょう代だいなどをあわせた現金げんきん給与きゅうよの総額そうがくは1人にん当あたり平均へいきんで28万まん2265円えんと前まえの年としの同おなじ月つきに比くらべて1.8％増加ぞうかし、26か月かげつ連続れんぞくのプラスとなり過去かこ最長さいちょうを更新こうしんしました。

一方いっぽうで、物価ぶっかの高騰こうとうは続つづいていて、その変動へんどう分ぶんを反映はんえいした実質じっしつ賃金ちんぎんは、前まえの年としの同おなじ月つきに比くらべて1.3％減少げんしょうしました。

実質じっしつ賃金ちんぎんがマイナスとなるのは23か月かげつ連続れんぞくで、依然いぜんとして物価ぶっかの上昇じょうしょうに賃金ちんぎんの伸のびが追おいついていない状況じょうきょうが続つづいています。

厚生こうせい労働ろうどう省しょうは「実質じっしつ賃金ちんぎんのマイナスが続つづいているが、3月つき以降いこうは春闘しゅんとうで高たかい水準すいじゅんの賃上ちんあげが行おこなわれている。実質じっしつ賃金ちんぎんがプラスに転てんじるのかなど物価ぶっかの状況じょうきょうとあわせて注視ちゅうししていきたい」としています。