日本新聞: トランプ大統領関税率書簡“最大15の相手に送る”可能性示す

トランプ大統領だいとうりょう関税かんぜい率りつ書簡しょかん“最大さいだい15の相手あいてに送おくる”可能かのう性せい示しめす

N2 Jul 7, 2025 12:07 91

Furigana 翻译

アメリカのトランプ大統領だいとうりょうは、7日にちから9日にちにかけて最大さいだいで15の貿易ぼうえき相手あいてに関税かんぜい率りつなどを通知つうちする書簡しょかんを送おくる可能かのう性せいを示しめしました。また、ラトニック商務しょうむ長官ちょうかんは、新あらたな関税かんぜい率りつは8月つき1日にちに発動はつどうされると説明せつめいしました。トランプ政権せいけんと各国かっこくとのギリギリの交渉こうしょうが続つづいているもようです。

トランプ大統領だいとうりょうは6日にち午後ごご、日本にっぽん時間じかんの7日にち朝あさ、記者きしゃ団だんの取材しゅざいに応おうじ、このなかで関税かんぜい率りつなどを通知つうちする書簡しょかんについて「書簡しょかんは7日にち・月曜日げつようびに送付そうふする予定よていで、12か15になるかもしれない。

おそらく15ぐらいになると思おもう」と述のべ、最大さいだいで15の貿易ぼうえき相手あいてに書簡しょかんを送おくる可能かのう性せいを示しめしました。

そして、一部いちぶの書簡しょかんは8日にち・火曜かよう日びや9日にち・水曜日すいようびにも送付そうふするだろうと説明せつめいしました。

送付そうふ先さきに日本にっぽんが含ふくまれるかどうかなど詳細しょうさいは明あきらかにしませんでした。

また、トランプ大統領だいとうりょうは日本にっぽん時間じかんの昼前ひるまえ、自身じしんのSNSに、書簡しょかんの送付そうふはアメリカ東部とうぶ時間じかんの正午しょうご、日本にっぽん時間じかんの8日にち午前ごぜん1時じから始はじまるだろうと投稿とうこうしました。

さらにトランプ大統領だいとうりょうは「ほとんどの国くにに対にたいし、7月つき9日にちまでに書簡しょかんか、合意ごういかどちらかがなされるはずだ」と述のべて、「相互そうご関税かんぜい」の一時いちじ停止ていし措置そちの期限きげんである9日にち・水曜日すいようびまでに主要しゅような貿易ぼうえき相手あいてとのあいだで関税かんぜい率りつを通知つうちするか合意ごういに至いたるか、どちらかになるとの認識にんしきを示しめしました。

また、同席どうせきしたラトニック商務しょうむ長官ちょうかんは「関税かんぜいは8月つき1日にちから発動はつどうする。

大統領だいとうりょうは今いままさにその関税かんぜい率りつの設定せっていと、合意ごうい内容ないように取り組とりくんでいる」と述のべ、関税かんぜい交渉こうしょうが合意ごういに至いたらなかった国くにに対にたいしては新あらたな関税かんぜい率りつが8月つき1日にちに発動はつどうされると説明せつめいしました。

一方いっぽうで、ホワイトハウスで経済けいざい政策せいさくを助言じょげんする国家こっか経済けいざい会議かいぎのハセット委員いいん長ちょうは6日にち、CBSテレビに出演しゅつえんし、交渉こうしょうの期限きげんが延長えんちょうされるのか問とわれると「もとの期限きげんは延長えんちょうされるかもしれない。

最終さいしゅう的てきには大統領だいとうりょうが判断はんだんを下くだすことになる」と述のべて、相互そうご関税かんぜいの一時いちじ停止ていし措置そちの期限きげんとなっている9日にち以降いこうも交渉こうしょうの余地よちがあることを示唆しさしました。

トランプ政権せいけんと各国かっこくとのギリギリの交渉こうしょうが続つづいているもようです。

青木あおき官房かんぼう副ふく長官ちょうかん ”調整ちょうせいを精力せいりょく的てきに続つづけていく”

青木あおき官房かんぼう副ふく長官ちょうかんは記者きしゃ会見かいけんで「トランプ大統領だいとうりょうの発言はつげんは承知しょうちしているが、アメリカ政府せいふ関係かんけい者しゃの発言はつげんに逐一ちくいちコメントすることは差し控さしひかえたい」と述のべました。

そのうえで「日にち米べい間かんでは真摯しんし（しんし）かつ誠実せいじつな協議きょうぎを精力せいりょく的てきに続つづけている。赤あか澤さわ経済けいざい再生さいせい担当たんとう大臣だいじんとラトニック商務しょうむ長官ちょうかんとの電話でんわ協議きょうぎでも日にち米べいの立場たちばを改あらためて確認かくにんし、突っ込つっこんだやり取やりとりを行おこなった。わが国わがくにの国益こくえきを守まもりながら日にち米べい双方そうほうにとって利益りえきとなる合意ごういを実現じつげんすべく調整ちょうせいを精力せいりょく的てきに続つづけていく」と述のべました。