일본어 뉴스: ぬけないゆび

ぬけないゆび

N4 Jul 11, 2025 07:07 425

Furigana 번역

昔むかし、ある町まちに、せとものを売うっている人ひとがいました。この人ひとは、いつも自分じぶんがもうけることだけを考かんがえていました。ある日ひ、店みせにおじいさんが来きました。おじいさんは、せとものの徳利とっくりに指ゆびを入いれたまま、抜ぬくことができなくなりました。店みせの人ひとは、おじいさんが{たくさん}のお金おかねを持もっていることを知しると「徳利とっくりを買かってください」と言いいました。おじいさんは、指ゆびが抜ぬけないため、{たくさん}のお金おかねを払はらって徳利とっくりを買かいました。店みせの人ひとは、おじいさんがどんな顔かおをして帰かえるか見みたいと思おもいました。おじいさんの家いえに行いくと、家いえの中なかが暗くらくて見みえませんでした。そこで、店みせの人ひとは窓まどに頭あたまを入いれました。おじいさんの指ゆびは、徳利とっくりから抜ぬけました。しかし、店みせの人ひとの頭あたまが窓まどから抜ぬけなくなりました。店みせの人ひとは「どうしても抜ぬけないから、窓まどを切きってください」とおじいさんに言いいました。おじいさんは「切きるためのお金おかねは300文さんびゃくもんです」と言いいました。おじいさんは、300文さんびゃくもんを返かえしてもらいました。店みせの人ひとは、これからは正直しょうじきに商売しょうばいをしようと考かんがえました。

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