日本新聞: 化石燃料多く使う企業太陽光パネル導入目標の策定義務づけへ

化石かせき燃料ねんりょう多おおく使つかう企業きぎょう太陽光たいようこうパネル導入どうにゅう目標もくひょうの策定さくてい義務ぎむづけへ

N2 Jul 11, 2025 06:07 279

Furigana 翻译

再生さいせい可能かのうエネルギーの利用りよう拡大かくだいにつなげようと、経済けいざい産業さんぎょう省しょうは来年度らいねんどから工場こうじょうなどで化石かせき燃料ねんりょうを多おおく使つかう企業きぎょうに対にたいし、屋根やねに置おく太陽光たいようこうパネルの導入どうにゅう目標もくひょうの策定さくていを義務ぎむづけることになりました。軽かるくて薄うすい新型しんがたの「ペロブスカイト太陽たいよう電池でんち」の活用かつようにつながるかも、焦点しょうてんです。

経済けいざい産業さんぎょう省しょうによりますと、来年度らいねんどから工場こうじょうや店舗てんぽなどで化石かせき燃料ねんりょうを多おおく使つかう事業じぎょう者しゃは、屋根やねに置おく太陽光たいようこうパネルの導入どうにゅう目標もくひょうの策定さくていが義務ぎむづけられます。

対象たいしょうとなるのは、原油げんゆ量りょうに換算かんさんして年間ねんかん1500キロリットル以上いじょうを使つかっているおよそ1万まん2000の事業じぎょう者しゃで、再来さいらい年度ねんど以降いこうは計画けいかくの進捗しんちょく（しんちょく）状況じょうきょうを毎年まいとし、国くにに報告ほうこくする必要ひつようがあるということです。

うその報告ほうこくをした場合ばあいなどは50万まん円えん以下いかの罰金ばっきんが科かされるとしています。

政府せいふは発電はつでん量りょう全体ぜんたいに占しめる再生さいせい可能かのうエネルギーの割合わりあいを2023年度ねんど時点じてんの22。

9％から、2040年度ねんどまでに40％から50％程度ていどに引き上ひきあげて最大さいだいの電源でんげんとする計画けいかくで、今回こんかいの義務ぎむ化かでそれを後押あとおししたい考かんがえです。

ただ、経済けいざい産業さんぎょう省しょうによりますと、現在げんざい広ひろく普及ふきゅうしている太陽光たいようこうパネルは重おもく、工場こうじょうなどの屋根やねに置おくことが難むずかしいケースも想定そうていされるとしていて、ことし実用じつよう化かされる見込みこみの軽かるくて薄うすい新型しんがたの「ペロブスカイト太陽たいよう電池でんち」の活用かつようにつながるかも焦点しょうてんです。