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14日午後0時半ごろ、徳島県阿波市市場町の徳島自動車道でバスとトラックが正面衝突し、バスが炎上しました。
松山市に本社がある伊予鉄バスによりますと、事故があったのは伊予鉄バスが運行する松山から神戸に向かう高速バスだということで、午前9時40分に松山市の営業所を出発して神戸三宮に向かう途中だったということです。
警察によりますと、高速バスの乗客1人とトラックの運転手のあわせて2人が死亡したということです。
消防によりますと、高速バスには運転手を含め13人が乗っていて全員、車両の外に出たということですが、複数の人が病院に運ばれ、少なくとも4人が大けがをしているということです。
また、トラックの運転手は、運転席に閉じ込められた状態で、救助活動を進めているということです。
警察と消防が詳しい事故の状況を調べています。
この事故の影響で徳島自動車道は、徳島県内の土成インターチェンジから脇町インターチェンジの間の上下線で、通行止めとなっています。
午後0時半ごろに徳島県阿波市で撮影された徳島自動車道の映像です。
道路上でバスとみられるものが激しく焼けていて、赤い炎とともに黒煙が上がっている様子が確認できます。映像を撮影した40代の男性は、現場からおよそ2キロほど離れた会社で働いていて「10分から15分ほど白い煙が上がっていたが突然、バスの前方から火が出て一瞬のうちに燃え広がった。
バスの外に出ていた乗客らしい人が後方に走っていく様子が見えた」と話していました。また、現場からおよそ1キロ離れた阿波市役所の近くにいたという50代の男性は「何かが衝突した音が聞こえて外に出ると高速道路にバスがとまっていて白い煙が上がっていた。
しばらくすると大きな音が聞こえてバスが燃えだした」と話していました。
