首相しゅしょう「憲法けんぽう改正かいせいへの挑戦ちょうせん 必かならずや成し遂なしとげていくと決意けつい」

そのうえで、「令りょう和わの時代じだいにふさわしい憲法けんぽう改正かいせい原案げんあんの策定さくていに向むけて、　衆参しゅうさんの第だい１いち党とうである自民党じみんとうが、憲法けんぽう審査しんさ会かいで強つよいリーダーシップを発揮はっきしていくべきだ。国民こくみん投票とうひょう法ほうの改正かいせい案あんについて、憲法けんぽう審査しんさ会かいの場ばで与野党よやとうでしっかりとした議論ぎろんをしていただくことを期待きたいしているが、同時どうじに憲法けんぽう改正かいせいの中身なかみについても議論ぎろんしていくことが国民こくみんから求もとめられているのではないか」と述のべました。

また安倍あべ総理そうり大臣だいじんは全ぜん世代せだい型がた社会しゃかい保障ほしょう制度せいどの実現じつげんに向むけて政府せいふに「全ぜん世代せだい型がた社会しゃかい保障ほしょう検討けんとう会議かいぎ」を設置せっちし、来週らいしゅうにも初はつ会合かいごうを開ひらいて、70歳さいまでの就業しゅうぎょう機会きかいの確保かくほや年金ねんきんの受給じゅきゅう開始かいし年齢ねんれいの選択肢せんたくしの拡大かくだいなど、新あたらしい社会しゃかい保障ほしょうのあり方ありかたを大胆だいたんに構想こうそうしていく考かんがえを示しめしました。

ロシアとの北方ほっぽう領土りょうど問題もんだいを含ふくむ平和へいわ条約じょうやく交渉こうしょうをめぐって、安倍あべ総理そうり大臣だいじんは「困難こんなんな課題かだいで容易よういではないからといって、それを見送みおくることは総理そうり大臣だいじんとしての責任せきにん放棄ほうきだ。この領土りょうど問題もんだいを解決かいけつしていくために、全力ぜんりょくに取り組とりくんでいくことは総理そうり大臣だいじんの私わたしの責務せきむだ」と述のべました。

一方いっぽう、環境かんきょう大臣だいじんに起用きようした小泉こいずみ進すすむ次郎じろう氏しについて、安倍あべ総理そうり大臣だいじんは「海洋かいようプラスチックごみや気候きこう変動へんどうなど地球ちきゅう規模きぼの課題かだいに、手てあかのついた従来じゅうらいの議論ぎろんではなく、若手わかてならではの斬新ざんしんな発想はっそうでの取り組とりくみを期待きたいしている」と述のべました。

そして「小泉こいずみ氏しは、初はつ当選とうせんから10年ねんだと思おもうが、すでに自民党じみんとうの厚生こうせい労働ろうどう部ぶ会長かいちょうを務つとめるなど、当時とうじの私わたしより政治せいじ的てきな技術ぎじゅつにおいて年季ねんきが入はいっていると思おもう。ぜひ結果けっかを出だしてもらいたい」と述のべました。

そして自民党じみんとうの二に階かい幹事かんじ長ちょうや岸田きしだ政務せいむ調査ちょうさ会長かいちょうが再任さいにんしたことや、麻生あそう副ふく総理そうり兼けん財務ざいむ大臣だいじんと菅かん官房かんぼう長官ちょうかんが留任りゅうにんしたことに触ふれ、「しっかりと安定あんていした土台どだいを維持いじしながら、そのうえに老ろう・壮たけし・青あお、幅広はばひろい人材じんざい、フレッシュな強つよい突破とっぱ力りょくによって、令りょう和わの時代じだいの新あたらしい国くにづくりに果敢かかんに挑戦ちょうせんしていく。今回こんかいの内閣ないかくはまさに『安定あんていと挑戦ちょうせん』の内閣ないかくだ」と強調きょうちょうしました。

「韓国かんこくにはまずは国くにと国くにとの約束やくそくを守まもっていただきたい」

安倍あべ総理そうり大臣だいじんは記者きしゃ会見かいけんで日にち韓かん関係かんけいについて、「韓国かんこく側がわからの日にち韓かん請求せいきゅう権けん協定きょうていをめぐる一方いっぽう的てきな違反いはん行為こういなど、国家こっか間かんの信頼しんらいを損そこなう行為こういが残念ざんねんながら相次あいついでいる。政府せいふとしては、国際こくさい法ほうに基もとづいて、韓国かんこく側がわの適切てきせつな対応たいおうを求もとめている。その方針ほうしんは一貫いっかんしたものであり、新あたらしい体制たいせいのもとでも、みじんも変かわるものではない。これまで通とおり、韓国かんこくにはまずは国くにと国くにとの約束やくそくを守まもっていただきたい」と述のべました。

消費しょうひ増税ぞうぜい「軽減けいげん税率ぜいりつの導入どうにゅうや準備じゅんびなどに万全ばんぜんを期きす」

安倍あべ総理そうり大臣だいじんは記者きしゃ会見かいけんで世界せかい経済けいざいの情勢じょうせいについて「下した振ふれリスクに十分じゅうぶんに目配めくばりし、顕在けんざい化かすれば、機動きどう的てきな政策せいさく対応たいおうを行おこなうなど、経済けいざい運営うんえいに万全ばんぜんを期きしていく」と述のべました。

そのうえで、来月らいげつの消費しょうひ税率ぜいりつの引き上ひきあげについては「軽減けいげん税率ぜいりつの導入どうにゅうや準備じゅんびなどに万全ばんぜんを期きすとともに、思い切おもいきったポイント還元かんげんや、自動車じどうしゃや住宅じゅうたくに対にたいする大胆だいたんな減税げんぜいなど対策たいさくを遺漏いろうなく実施じっしすることで、消費しょうひをしっかり下支したざさえし、経済けいざいの回復かいふく基調きちょうを確たしかなものとしていきたい。軽減けいげん税率ぜいりつやポイント制度せいどなどが分わかりにくいという声こえがある事ことも承知しょうちしており、十じゅう二に分ふんな説明せつめいを心こころがけていきたい」と述のべました。