能登半島地震で
被災した
日本航空高校石川の
ダンス部の
生徒たちが、センバツ
高校野球に
出場する
野球部を
応援するため
系列校がある山梨県で
本格的に
練習を
始めました。
石川県輪島市にある日本航空高校石川は能登半島地震で被災したため、野球部など一部の生徒は山梨県甲斐市にある系列校に移っていて、ダンス部の生徒たちは今月に入ってから順次系列校に集まり甲子園での応援に向けて8日から本格的な練習を始めました。
部員たちは9日開かれる野球部の壮行会に向けてリハーサルを行い、大きな声で校歌を歌ったり、エールを送ったりして壮行会の流れを、確認していました。
ダンス部の生徒たちは校内の教室にダンボールベッドを設置し生活を続けることにしていてオンラインで授業を受けながら、応援の練習を行い、山梨県から甲子園に向かうということです。
地震で大きな被害が出た石川県穴水町出身の小林愛佳さんは「久しぶりにみんなと顔をあわせて全力でダンスを踊ることができて楽しいです。野球部が勝ち進めるように私たちも全力で応援します」と話していました。
日本航空高校石川は大会6日目の第1試合で茨城の常総学院と対戦します。