今回の
記録的な
大雨による
秋田市内の
住宅の
被害について、
秋田市は18
日、
被害が
推定される
地域の
住民は
およそ3
万2000
世帯だと
明らかにしたうえで、
今後実際に
どれくらいの
世帯の
人が
被害にあったのかを
調査して
いく考えを
示しました。
秋田市は午後6時から開いた災害対策本部の会議で、大雨による市内の住宅の被害について報告しました。
それによりますと、冠水した道路の沿線や消防や市の職員のパトロール、それに住民からの情報などをもとに秋田市内で浸水したとみられる地区を取りまとめた結果、被害が推定される地域の住民は、およそ3万2000世帯だということです。
市の中心部の広い範囲が浸水したことから、全容の把握に時間がかかっているとしたうえで市は今後、実際にどれくらいの世帯の人が被害にあったのかを調査していくとしています。
また広い範囲が浸水した要因について、秋田市の穂積志市長は川の氾濫に加え、長時間雨が降り続き下水道や側溝があふれる「内水氾濫」の影響があるという認識を示し「避難している人に安心してもらうため避難所の運営に力を入れてきた。1日も早くふだんの生活に戻れるよう支援したい」と述べました。