来月から
着用が
努力義務化される
自転車のヘルメットについて、
警察庁が
去年1
年間に
起きた
自転車関連の
事故を
調査した
結果、
乗車中に
死亡した
人のうち、ヘルメットを
着用していなかった
人の
割合は
着用していた
人の2
倍余りだったことが
分かりました。
自転車の事故が相次いでいることを受け、道路交通法の改正により、来月から年齢を問わず自転車に乗るすべての人にヘルメットの着用が努力義務化されます。
これに関連し、警察庁が去年1年間に全国で起きた事故を調査した結果、自転車に乗車中の事故で死亡したのは336人で、このうちヘルメットを着用していなかった人の割合は、着用していた人のおよそ2.6倍だったことが分かりました。
また、死亡した人とけがをした人のうち、ヘルメットの着用率は
▽最も高かった中学生でも39.1%と半数以下で、
▽小学生が25%、
▽高校生が7.5%、
▽65歳以上は3.6%。
▽全体でも9.9%と、
10人に1人しか着用していなかったことになります。
着用は努力義務のため罰則はありませんが、警察庁は、大人も含めてヘルメット着用を習慣化することで、事故による被害を最小限におさえていきたいとしています。