大分県由布市の
旅館の
飲食店で
発生したノロウイルスによる
食中毒について、
県は19
日までに
症状を
訴えた
人が537
人に
上ったと
発表しました。
このうち10
人は、
旅館の
敷地内の
湧き水を
飲んだだけだったということで、
県は、
湧き水が
汚染されている
可能性があるとみて
調べています。
大分県由布市庄内町の「旅館 黒嶽荘」では、8月3日から12日にかけて、施設内の飲食店で食事をした客が発熱やおう吐などの症状を訴え、保健所による検査の結果、ノロウイルスが検出されました。
県によりますと、症状を訴えた人は19日までに24都府県の537人に上っているということです。
この飲食店では、敷地内で湧き出た炭酸水を使ったそうめんなどが提供されていましたが、県によりますと、症状を訴えた人のうち10人は、湧き水を飲んだだけだったということです。
このため県は、湧き水が汚染されている可能性があるとみて調べています。
旅館は8月13日から15日まで3日間の営業停止の処分を受け、現在も営業を自粛しているということです。