デング熱はアジアなどの一年中暑い国に多い病気で、ウイルスを持った蚊に刺されてうつります。
日本ではいまデング熱になる人が増えていて、5日までに東京都や大阪府などに住んでいる67人がなったことがわかりました。この人たちは8月に東京都の代々木公園やその近くで蚊に刺されて、うつった可能性があります。
東京都はウイルスを持った蚊がいなくなるように、5日の午後から代々木公園で薬を使うことにしました。ウイルスを持った蚊が見つかった4つの場所や蚊が多い場所で薬を使います。そして、ウイルスを持った蚊がいなくなるまで、代々木公園のほとんどの場所に人が入ることができないようにします。
東京都は、代々木公園の近くに行くときは、蚊に刺されないように袖が長い服を着たり、蚊が来ないスプレーを使ったりしてほしいと言っています。