30回目を迎えることしの全国男子駅伝は、広島市の平和公園前をスタートとフィニッシュに、中学生から社会人までのランナーが7区間48キロのコースで、たすきをつなぎます。
優勝争いは去年、大会新記録のタイムで2回目の3連覇を果たした長野を軸に、熊本や千葉などが追う展開になりそうです。長野は、去年12月に行われた全国高校駅伝で2連覇を果たした佐久長聖高校のメンバー3人が出場する予定で、史上初の4連覇と大会最多を更新する11回目の優勝を目指します。
18日は、広島市で47都道府県の代表チームが参加して開会式が行われました。
選手宣誓で滋賀のキャプテン、梶谷優斗選手が「阪神・淡路大震災から30年が経過し、ことしは広島に原爆が投下されてから80年になります。さまざまな節目を迎える中で、ふるさとのユニフォームを着て走れることを誇りに思い、未来の平和へのたすきをつなぐことを誓います」と述べました。
レースは、19日午後0時半にスタートし、NHKでは総合テレビとNHKプラスで中継します。