Báo tiếng Nhật: パラリンピック競泳木村が金富田が銀男子100mバタフライ

パラリンピック競泳きょうえい木村きむらが金きん富田とみたが銀ぎん男子だんし100mバタフライ

Sep 3, 2021 20:09

Furigana

東京とうきょうパラリンピック、競泳きょうえい男子だんし100メートルバタフライ視覚しかく障害しょうがいのクラスで、木村きむら敬一けいいち選手せんしゅが金メダルきんめだる、富田とみた宇宙うちゅう選手せんしゅが銀メダルぎんめだるを獲得かくとくしました。

木村きむら選手せんしゅは今こん大会たいかい2つめのメダルでパラリンピックでは4大会たいかいに出場しゅつじょうして初はじめての金メダルきんめだる獲得かくとくです。

パラリンピック初はつ出場しゅつじょうの富田とみた選手せんしゅは今こん大会たいかい3つめのメダル獲得かくとくとなりました。

木村きむら 4回かい目めのパラリンピックで悲願ひがんの金メダルきんめだる

男子だんし100メートルバタフライ、視覚しかく障害しょうがいが最もっとも重おもいクラスで悲願ひがんの金メダルきんめだるを獲得かくとくした日本にっぽんのエース、木村きむら選手せんしゅ。滋賀しが県けん栗東りっとう市し出身しゅっしんで、2歳さいの時ときに病気びょうきで視力しりょくを失うしなった木村きむら選手せんしゅは、小学しょうがく4年生ねんせいで始はじめた水泳すいえいでその才能さいのうを開花かいかさせました。

人ひとが泳およいでいる姿すがたを見みたことはありませんが、「水みずが自分じぶんの後うしろに動うごけば体からだが前まえに行いく。水みずが一番いちばん後うしろに行いく場所ばしょを、かいて、蹴ければいい」という独自どくじの考かんがえに基もとづいた泳およぎを20年ねんかけて作り上つくりあげてきました。

今こん大会たいかいを含ふくめて4大会たいかい連続れんぞくで出場しゅつじょうしたパラリンピックで唯一ゆいいつ、金メダルきんめだるにだけ届とどいていませんでした。4つのメダルを獲得かくとくした前回ぜんかいのリオデジャネイロ大会たいかいのあとには「4つのメダルよりも1つの金メダルきんめだるが欲ほしかった」と悔し涙くやしなみだを流ながしました。

木村きむら選手せんしゅにとって、金メダルきんめだるは「水泳すいえいを続つづけてきたことのすべての証あかしであり、成果せいかとして求もとめているもの」と強つよい決意けついで東京とうきょう大会たいかいに臨のぞみました。

金メダルきんめだるをとるために、出場しゅつじょう種目しゅもくをリオデジャネイロの5種目しゅもくから3種目しゅもくに絞しぼり、あくまでも、競泳きょうえい競技きょうぎの最終さいしゅう日びに行おこなわれる100メートルバタフライへのステップだと位置いちづけていました。

メダルに届とどかず5位いだった先月せんげつ30日にちの200メートル個人こじんメドレーでは最初さいしょの50メートルでバタフライの前半ぜんはんの入はいり方かたを確認かくにんしました。

銀メダルぎんめだるを獲得かくとくした100メートル平泳ひらおよぎでは100メートルという距離きょりを泳およぐ際さいのスピードや持久じきゅう力りょくを確たしかめました。

そして迎むかえた100メートルバタフライ、午前ごぜん中ちゅうに行おこなわれた予選よせんでは「スタートを失敗しっぱいした」と言いいながら、全体ぜんたいトップの好こうタイムで決勝けっしょうに進出しんしゅつ。レースのあと「この日ひのために頑張がんばってきた。この日ひが本当ほんとうに来くるんだという気持きもちで、すごく緊張きんちょうしているが最高さいこうのレースができるよう頑張がんばります」と話はなしていた木村きむら選手せんしゅ。リオデジャネイロ大会たいかいから5年ねんかけて臨のぞんだ決勝けっしょうの舞台ぶたいは最高さいこうのレースで悲願ひがんの金メダルきんめだるを獲得かくとくしました。