この中で木村選手は「いちばん高いところに上り詰めた幸せは、今まで味わったどの幸せよりも大きい」と喜びを語りました。
そのうえで「富田選手がいるからこそ高いプレッシャーの中で戦い続けることができ、決勝の舞台のプレッシャーに押しつぶされずに勝ち切れた」と競い合ってきたライバルへの思いを語りました。
今後に向けては「今はもうちょっとだけ喜びに浸らせてほしい」と述べるにとどまりました。
また、3日のレースを振り返り「金メダリストになりたい気持ちはあるが、木村選手を応援したい気持ちは最後まで消せなかったし、共に頂点目指した仲間が夢をかなえたのは誇りであり、心から祝福したい」とライバルをたたえました。 そして「海外に拠点を移し、競技への取り組み方や技術を学びたい。パリ大会では満員の観客の中で躍動する選手の姿を1人でも多くの人に見てもらい、パラスポーツだからこその魅力や奥深さを知ってもらいたい」と今後の目標を語りました。
銀メダルの富田「木村選手を心から祝福したい」