今後、改めて発表し直すことにしています。
富士山の初冠雪は、甲府地方気象台の職員が目視で山の積雪を確認して発表していて、ことしは今月7日に1度、発表されました。
しかし、初冠雪の基準で「山頂にある観測地点でその年の1日当たりの平均気温が最も高くなった日以降」と決められていて、20日、ことしの最高気温を更新する10.3度を観測したということです。
このため気象台は7日の初冠雪の発表は基準を満たさなくなったとして、今後改めて発表し直すことになりました。
気象台によりますと、20日は上空に暖かい空気が流れ込んだため気温が上昇したということです。
平成21年以降で富士山の初冠雪を見直すのは初めてだということですが、気象台はそれより以前については「記録にない」としています。

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