日本にっぽんの人口じんこう 1億おく2488万まん人にん 去年きょねんより約やく53万まん人にん減げん 外国がいこく人じんは過去かこ最多さいた

総務そうむ省しょうのまとめによりますと、2024年ねん1月つき1日にち現在げんざいの住民じゅうみん基本きほん台帳だいちょうをもとにした外国がいこく人じんを含ふくめた日本にっぽんの総そう人口じんこうは、1億おく2488万まん5175人にんでした。

前まえの年としの同おなじ時期じきと比くらべて53万まん1702人にん、率りつにして0.42％減へりました。

都道とどう府県ふけん別べつ人口じんこう（外国がいこく人じん含）

（多おおい順じゅん）

▽東京とうきょう都と　　1391万まん1902人にん

▽神奈川かながわ県けん　920万まん8688人にん

▽大阪おおさか府ふ　　877万まん5708人にん

▽愛知あいち県けん　　750万まん882人にん

▽埼玉さいたま県けん　　737万まん8639人にん

（少すくない順じゅん）

▽鳥取とっとり県けん　54万まん207人にん

▽島根しまね県けん　65万まん624人にん

▽高知こうち県けん　67万まん5623人にん

▽徳島とくしま県けん　71万まん12人にん

▽福井ふくい県けん　75万まん2390人にん

2023年ねんと比くらべて人口じんこうが増ふえたのは東京とうきょう都と、沖縄おきなわ県けん、千葉ちば県けんの3都県とけんで、ほかの44の道府県どうふけんは減少げんしょうしました。

日本人にっぽんじんの人口じんこうは86万まん人にん減げんで最大さいだいに

外国がいこく人じんを除のぞいた日本人にっぽんじんの人口じんこうは、1億おく2156万まん1801人にんで、2023年ねんの同おなじ時期じきと比くらべて86万まん1237人にん、率りつにして0.7％減へりました。

調査ちょうさを始はじめた昭和しょうわ43年ねん以降いこう、減少げんしょう数すう・減少げんしょう率りつともに最大さいだいとなりました。

日本人にっぽんじんの人口じんこうは平成へいせい21年ねんの1億おく2707万まん人にんをピークに15年ねん連続れんぞくの減少げんしょうとなりました。

都道とどう府県ふけん別べつ人口じんこう（外国がいこく人じん除じょ）

（多おおい順じゅん）

▽東京とうきょう都と　　1326万まん4486人にん

▽神奈川かながわ県けん　894万まん8525人にん

▽大阪おおさか府ふ　　847万まん9129人にん

▽愛知あいち県けん　　719万まん8958人にん

▽埼玉さいたま県けん　　714万まん8405人にん

（少すくない順じゅん）

▽鳥取とっとり県けん　53万まん4698人にん

▽島根しまね県けん　64万まん1037人にん

▽高知こうち県けん　66万まん9657人にん

▽徳島とくしま県けん　70万まん2215人にん

▽福井ふくい県けん　73万まん5618人にん

2023年ねん1年間ねんかんに生うまれた日本人にっぽんじんは72万まん9367人にんと昭和しょうわ54年ねんの調査ちょうさ開始かいし以降いこう、最もっとも少すくなくなったのに対にたいし、亡なくなった人ひとは157万まん9727人にんと最もっとも多おおくなりました。

この結果けっか、亡なくなった人ひとが生うまれた人ひとを上回うわまわる「自然しぜん減げん」の数かずは、85万まん360人にんで過去かこ最大さいだいとなりました。

東京とうきょうを除のぞいたすべての道府県どうふけんで人口じんこう減げん

前まえの年としと比くらべて人口じんこうが増ふえたのは東京とうきょう都とのみで、増加ぞうか数すうは3933人にんでした。

ほかの46の道府県どうふけんはすべて人口じんこうが減へりました。

都道とどう府県ふけん 減少げんしょう数すう

（多おおい順じゅん）

▽北海道ほっかいどう　5万まん6603人にん

▽兵庫ひょうご県けん　4万まん1471人にん

▽大阪おおさか府ふ　3万まん7374人にん

（少すくない順じゅん）

▽沖縄おきなわ県けん　3531人にん

▽滋賀しが県けん　6651人にん

▽鳥取とっとり県けん　6889人にん

減少げんしょう率りつ

（高たかい順じゅん）

▽秋田あきた県けん　1.83％

▽青森あおもり県けん　1.72％

▽岩手いわて県けん　1.61％

人口じんこうの増減ぞうげん 市区しく町村ちょうそんでみてみると…

2023年ねん１いち年間ねんかんの人口じんこうの増加ぞうか数すうを全国ぜんこくの市区しくと町村ちょうそん別べつにみてみます。

市区しくで最もっとも人口じんこうが増ふえたのは、

▽大阪おおさか市しで1万まん6055人にんで

▽福岡ふくおか市し

▽東京とうきょう都と江東こうとう区く

と続つづきました。

町村ちょうそんでは

▽北海道ほっかいどう倶知安くっちゃん町まちが869人にん増ふえてトップで

▽北海道ほっかいどうニセコ町まち

▽長野ながの県けん白馬はくば村むらと続つづき

リゾート地ちとして有名ゆうめいな自治体じちたいの名前なまえが並ならびました。

一方いっぽう、この1年間ねんかんで最もっとも人口じんこうが減へった市区しくは

▽神戸こうべ市しで1万まん492人にん

▽次ついで北九州きたきゅうしゅう市しの8155人にん

▽新潟にいがた市しが6349人にんで

町村ちょうそんでは

▽愛媛えひめ県けん愛あい南町みなみまちの537人にんが最もっとも多おおく

▽長崎ながさき県けん長与ながよ町まち

▽富山とやま県けん入善にゅうぜん町まち

と続つづきました。

年齢ねんれい階級かいきゅう別べつ人口じんこうランキング 市区しく町村ちょうそん別べつ

日本人にっぽんじんの人口じんこうを14歳さいまでの「年少ねんしょう人口じんこう」、15歳さい～64歳さいまでの「生産せいさん年齢ねんれい人口じんこう」、65歳さい以降いこうの「老年ろうねん人口じんこう」の3つに分わける「年齢ねんれい階級かいきゅう別べつ人口じんこう」を割合わりあいでみてみますと、年少ねんしょう人口じんこうが11.61％、生産せいさん年齢ねんれい人口じんこうが59.02％、老年ろうねん人口じんこうが29.38％となりました。

さらに、「年齢ねんれい階級かいきゅう別べつ人口じんこう」を市区しくと町村ちょうそん別べつに細こまかく見みてみていきます。

年少ねんしょう人口じんこうの割合わりあいが最もっとも大おおきい市区しくは、

▽沖縄おきなわ県けん豊見城とみぐすく市しの18.91％で

▽次ついで熊本くまもと県けん合志こうし市しの18.33％

▽沖縄おきなわ県けん南城なんじょう市しの17.63％。

町村ちょうそんでは

▽鹿児島かごしま県けん三島みしま村むらが23.53％と最もっとも高たかく

▽鹿児島かごしま県けん十島としま村むら

▽沖縄おきなわ県けん南風原はえばる町まちと続つづきました。

生産せいさん年齢ねんれい人口じんこうの割合わりあいが最もっとも大おおきい市区しくは

▽71.02％の東京とうきょう都と中央ちゅうおう区く、

▽次ついで東京とうきょう都と渋谷しぶや区くの70.13％

▽東京とうきょう都と中野なかの区くの69.83％と続つづき

トップ10に東京とうきょう都との自治体じちたいが8つランクインしました。

町村ちょうそんでは、

▽東京とうきょう都と小笠原おがさわら村むらが67.37％で最もっとも大おおきく、

▽三重みえ県けん川越かわごえ町まち、

▽東京とうきょう都と青ヶ島あおがしま村むらと続つづきました。

一方いっぽうで、老年ろうねん人口じんこうの割合わりあいが最もっとも大おおきくなった市区しくは

▽54.40％の北海道ほっかいどう歌志内うたしない市しで

▽北海道ほっかいどう夕張ゆうばり市しの54.37％

▽高知こうち県けん室戸むろと市しの52.05％と続つづき

町村ちょうそんでは

▽群馬ぐんま県けん南牧なんもく村むらが68.49％と市区しくも含ふくめて日本一にっぽんいち高たかく

▽群馬ぐんま県けん神こう流ながれ町まち

▽長野ながの県けん天龍てんりゅう村むらが続つづきました。

外国がいこく人じんの人口じんこうは300万まん人にん超ちょう 調査ちょうさ開始かいし以降いこう“最多さいた”

国内こくないに住すむ外国がいこく人じんの人口じんこうは、332万まん3374人にんで、前まえの年としより32万まん9535人にん、率りつにして11.01％増ふえました。

外国がいこく人じんの人口じんこうは、調査ちょうさが始はじまった平成へいせい25年ねんは200万まん5731人にんでしたが、今回こんかいの調査ちょうさでは332万まん3374人にんと、1.66倍ばいに増加ぞうかし、初はじめて300万まん人にんを超こえ、調査ちょうさを始はじめた平成へいせい25年ねん以降いこう最多さいたとなり、増加ぞうか数すう・増加ぞうか率りつも最大さいだいとなりました。

都道とどう府県ふけん別べつの外国がいこく人じんの人口じんこう

（多おおい順じゅん）

▽東京とうきょう都と　　64万まん7416人にん

▽愛知あいち県けん　　30万まん1924人にん

▽大阪おおさか府ふ　　29万まん6579人にん

▽神奈川かながわ県けん　26万まん163人にん

▽埼玉さいたま県けん　　23万まん234人にん

上位じょうい5つの都府県とふけんで全体ぜんたいの半数はんすう以上いじょうを占しめています。

（少すくない順じゅん）

▽秋田あきた県けん　5222人にん

▽鳥取とっとり県けん　5509人にん

▽高知こうち県けん　5966人にん

▽青森あおもり県けん　7598人にん

▽徳島とくしま県けん　7797人にん

外国がいこく人じんは全ぜん都道とどう府県ふけんで増加ぞうか

外国がいこく人じんの人口じんこうは、47都道とどう府県ふけんすべてで増加ぞうかしました。

2023年ねんの1年間ねんかんで人口じんこう増加ぞうか数すうが最もっとも多おおいのは

▽東京とうきょう都とで6万まん6304人にんで

▽大阪おおさか府ふの2万まん8661人にん

▽愛知あいち県けんの2万まん3808人にん

などと続つづきます。

このうち東京とうきょう都とは、人口じんこうの4.65％が外国がいこく人じんで、全国ぜんこくで最もっとも高たかい割合わりあいとなりました。

一方いっぽう、増加ぞうか数すうが最もっとも少すくないのは

▽島根しまね県けんで469人にんで

▽鳥取とっとり県けんの538人にん

▽秋田あきた県けんの710人にん

などと続つづきます。

増加ぞうか割合わりあいのトップは “熊本くまもと県けん”

外国がいこく人じんの人口じんこうが増ふえた割合わりあいで見みてみますと、最もっとも大おおきかったのが

▽熊本くまもと県けんで24.18％

▽次ついで北海道ほっかいどうの24.14％

▽3番目ばんめは佐賀さが県けんの23.33％で

九州きゅうしゅう地方ちほうがほかの地方ちほうに比くらべて目立めだっています。

外国がいこく人じんが最もっとも多おおい市区しく町村ちょうそんは…

さらに、外国がいこく人じんの人口じんこうが多おおい市区しくと町村ちょうそんをみてみます。

市区しくは

▽大阪おおさか市し

▽横浜よこはま市し

▽名古屋なごや市しと大だい都市としが並ならび

町村ちょうそんでは

▽群馬ぐんま県けん大泉おおいずみ町まちが8306人にんと町村ちょうそんの中なかでは圧倒的あっとうてきに多おおく

▽神奈川かながわ県けん愛川あいかわ町まちの3392人にん

▽北海道ほっかいどう倶知安くっちゃん町まちの2794人にん

と続つづいています。

衆議院しゅうぎいん選挙せんきょ「一いち票ひょうの格差かくさ」8つの選挙せんきょ区くで2倍ばい以上いじょうに

いわゆる「1票ひょうの格差かくさ」を是正ぜせいするため、衆議院しゅうぎいんの小しょう選挙せんきょ区くの数かずを「10増ぞう10減げん」する改正かいせい公職こうしょく選挙せんきょ法ほうがおととし施行しこうされ、次回じかいの衆議院しゅうぎいん選挙せんきょは新あらたな区割くわりで実施じっしされます。

NHKは、総務そうむ省しょうが発表はっぴょうした、2024年ねん1月つき1日にち現在げんざいの住民じゅうみん基本きほん台帳だいちょうをもとに、新あたらしい区割くわりでの衆議しゅうぎ院いんの小しょう選挙せんきょ区くごとの人口じんこうを試算しさんしました。

それによりますと、全国ぜんこく289の小しょう選挙せんきょ区くで人口じんこうが最もっとも多おおいのは「福岡ふくおか5区く」の55万まん117人にん、最もっとも少すくないのは「鳥取とっとり1区く」の26万まん4536人にんでした。

この結果けっか、いわゆる「1票ひょうの格差かくさ」は、最大さいだいで2.08倍ばいとなりました。

2023年ねんの最大さいだいの格差かくさと比くらべて、0.026ポイント拡大かくだいしました。

このほか、

▽「福岡ふくおか3区く」は2.048倍ばい

▽「茨城いばらき6区く」と「京都きょうと6区く」は2.038倍ばい

▽「福岡ふくおか2区く」は2.023倍ばい

▽「北海道ほっかいどう2区く」は2.01倍ばい

▽「宮城みやぎ2区く」が2.002倍ばい

▽「愛知あいち12区く」が2倍ばいと

全国ぜんこくの8つの選挙せんきょ区くで2倍ばい以上いじょうとなりました。

2023年ねんの同おなじ時期じきの試算しさんと比くらべて4選挙せんきょ区く増ふえました。

また、参議院さんぎいんの45の選挙せんきょ区くでは議員ぎいん1人にんあたりの人口じんこうが最もっとも多おおいのは「神奈川かながわ選挙せんきょ区く」の111万まん8566人にん、最もっとも少すくないのは「福井ふくい選挙せんきょ区く」の36万まん7809人にんで、「1票ひょうの格差かくさ」は最大さいだいで3.041倍ばいとなり、1年ねん前まえに比くらべて0.026ポイント拡大かくだいしました。