ミャンマーでは、クーデターを
実行した
軍への
抗議が
呼びかけられ、
抗議の
動きは、
全国で
幅広い業種に
広がり、
一斉ストライキの
様相を
呈しています。
地元メディアは、
抗議活動の
参加者は100
万人に
達したと
伝えており、
今月1
日のクーデター
後の
抗議として、
最大の
規模となっています。ミャンマーでは、クーデターを
起こした
軍に
抗議するため22
日、
全国で
職場を
放棄するようSNS
上で
呼びかけが
広がりました。
最大都市ヤンゴンでは、多くの医療機関の医師や看護師が職場を離れたうえ、大型の商業施設や飲食店、運送会社なども休業する事態となっています。
抗議活動には、若者からお年寄りまで幅広い世代の市民が参加し、幹線道路を行進したり、主要な交差点を占拠したりして、軍に対する抗議の意思を示すとともに、声をあげて、アウン・サン・スー・チー氏の解放を求めました。
地元メディアは、抗議の動きは、ヤンゴンや第2の都市マンダレーなど少なくとも全国8つの都市で、幅広い業種に広がっていると伝え、一斉ストライキの様相を呈しています。
また参加者は、100万人に達したということで、今月1日のクーデター後の抗議として、最大の規模となっています。
ミャンマーでは、これまでの抗議活動で、今月19日には首都ネピドーで、デモに参加していて銃撃され意識不明となっていた20歳の女性が死亡しています。
さらに、地元メディアによりますと、20日にはヤンゴンとマンダレーで、抗議活動などに参加していた合わせて3人の男性が、治安当局の発砲を受け死亡し、犠牲者の数は、わかっているだけで4人となっています。
これまでの対応について軍側は「暴徒への反撃だ」と正当化するとともに、市民に抗議活動に参加しないよう繰り返し求めており、さらなる衝突の懸念が高まっています。