カーリングの
ミラノ・
コルティナオリンピックの
世界最終予選の
日本">
日本代表決定戦は、
13日午前、
女子の2
チームで
争う
決定戦への
進出をかけた
タイブレークが
行われ、
フォルティウスが
ロコ・ソラーレに
勝ち、SC
軽井沢クラブと
対戦する
決定戦に
進みました。
在米蘭-科爾蒂納奧林匹克冬季運動會的冰壺項目世界最終資格賽中,日本代表決定戰於13日上午舉行。女子組兩隊爭奪晉級決定戰的資格,進行了加賽,結果Fortius擊敗了Loco Solare,晉級與SC輕井澤俱樂部對戰的決定戰。
ロコ・ソラーレは3
大会連続の
オリンピック出場への
道がたたれました。
北海道稚内市で開かれているカーリングの日本代表決定戦の女子は、日本選手権で去年優勝したSC軽井沢クラブと、ことし優勝したフォルティウス、ことし3位に入り日本のチームで世界ランキングが最上位のロコ・ソラーレの戦いで、予選リーグの結果からSC軽井沢クラブが上位2チームで争う決定戦への進出を決めています。
在北海道稚內市舉行的冰壺日本代表決定賽女子組中,由去年在日本錦標賽奪冠的SC輕井澤俱樂部、今年奪冠的Fortius,以及今年獲得第三名且在日本隊伍中世界排名最高的Loco Solare進行對決。根據預選聯賽的結果,SC輕井澤俱樂部已經確定晉級由前兩名隊伍爭奪代表權的決定戰。
13日は、決定戦進出をかけて8エンド制のタイブレークが行われ、フォルティウスとロコ・ソラーレが対戦しました。
13日進行了為了晉級決定戰而舉行的8局制加賽,由FORTIUS與Loco Solare對戰。
試合は、序盤からフォルティウスのショットの精度が光り、第1エンドは、ガードストーンを利用してハウスと呼ばれる円の中心に巧みにストーンを配置すると、相手のミスもあって吉村紗也香選手の最後の1投で3点を先制しました。
比賽從一開始就展現了Fortius的精準投擲,第1局利用守護石巧妙地將壓力石擺放在稱為「House」的圓心位置,加上對手的失誤,吉村紗也香選手最後一擲取得3分先制。
フォルティウスが4点をリードした第5エンドには不利な先攻ながらハウスの中心にストーンを集めてプレッシャーをかけると、相手のミスを誘って2点をスチールし、7対1とリードを広げました。
在第5局,雖然Fortius處於不利的先手情況,但他們將壓力集中在圓心,成功誘使對手失誤,偷得2分,將領先優勢擴大到7比1。
その後、1点を返されましたが、第7エンドが始まる前にロコ・ソラーレがフォルティウスの勝ちを認めたため、フォルティウスが7対2で勝ち、13日午後2時から行われるSC軽井沢クラブとの決定戦に進みました。
之後雖然被追回一分,但在第七局開始前,Loco Solare承認了Fortius的勝利,因此Fortius以7比2獲勝,晉級將於13日下午2點舉行的對SC輕井澤俱樂部的決勝賽。
SC軽井沢クラブとフォルティウスは予選リーグ1勝1敗で、この結果を含めて決定戦で先に3勝した方が代表に決まります。
SC輕井澤俱樂部與Fortius在預選聯賽中各取得1勝1敗,包含這場比賽在內,決定賽中先取得3勝的一方將成為代表。
2回のオリンピックで銅と銀のメダルを獲得し、日本のカーリング界をけん引してきたロコ・ソラーレはスキップの藤澤五月選手が試合を通してショットの正確性を欠いて序盤から相手につかまれた試合の流れを引き戻せず、3大会連続のオリンピック出場への道がたたれました。
在兩屆奧運會上獲得銅牌和銀牌、一直引領日本冰壺界的Loco Solare,由於隊長藤澤五月選手在比賽中缺乏投壺的準確性,從開局就被對手掌控比賽節奏,最終未能扭轉局勢,失去了連續三屆奧運會出場的機會。
《ロコ・ソラーレ 試合後談話》
スキップ藤澤五月「同世代に感謝 全員が“カーリングの仲間”」
スキップ、藤澤五月選手は「チームメートやコーチ、会場に駆けつけてくれたファンの皆さんに対して感謝の気持ちと申し訳ない気持ちが大きい。《Loco Solare 賽後談話》Skip藤澤五月:「感謝同世代,大家都是『冰壺的夥伴』」 Skip藤澤五月選手表示:「對於隊友、教練,以及特地趕來場館的粉絲們,心中充滿感激與歉意。」
勝ったり負けたりして『これがカーリングだな』と痛感させられる大会だった」と振り返りました。他回顧道:「有贏有輸,這次比賽讓我深刻體會到『這就是冰壺運動』。」
北京オリンピックで銀メダルを獲得してから3年半ほどの期間については「コロナ禍でカーリングができない時期も、みんなで転んでしまった時もお互いに励まし合いながら切磋琢磨(せっさたくま)してきた。
自從在北京奧運獲得銀牌後,這三年半的期間裡,「即使在因疫情無法進行冰壺的時期,或是大家一起跌倒的時候,我們也彼此鼓勵、互相切磋琢磨。」
勝ち負け以上のことが毎年あった中で、ここまで長く、こうして代表をかけてみんなで戦うことができていることには本当に感謝しかない」と話しました。在每年都發生著超越勝負的事情之中,能夠這麼長久、像這樣為了代表權大家一起奮戰,我真的只有感謝之情。
対戦したフォルティウスのメンバーに対しては「吉村紗也香選手や小野寺佳歩選手とはカーリングを始めたジュニアのころから切磋琢磨(せっさたくま)しあってきた。
對於與Fortius對戰的成員,「我從小學開始打冰壺時,就一直和吉村紗也香選手、小野寺佳歩選手互相切磋琢磨。」
一緒に戦ってきたみんながいたからこそ、私たちは強くなることができた。お互いに“勝ちたい”、“カーリングが好きだ”という気持ちを持ち続けてくれる私たちの同世代には本当に感謝していて、全員が私にとっての“カーリングの仲間”です」と笑顔を見せました。我真的很感謝和我同世代、一直懷抱著「想要獲勝」、「喜歡冰壺」這份心情的大家,所有人對我來說都是「冰壺的夥伴」,她露出了笑容這麼說道。
今後については「オリンピックへの道はなくなってしまったが、来月のパンコンチネンタル選手権に向けて、この大会の反省をどのように生かせるかが試されてると思うので、この悔しい思いを次の大会で果たしたい」と力強く話していました。
關於今後,他堅定地表示:「雖然通往奧運的道路已經斷絕,但我認為現在正是考驗我們如何將這次大會的反省經驗運用到下個月的泛洲際錦標賽的時候,我希望能在下一場比賽中實現這份不甘心的心情。」
そのうえで「私はスキップというポジションだが、リーダーとしてチームを引っ張るという性格ではない。
在此基礎上,「我是擔任skip這個位置,但我並不是那種會以領導者身份帶領團隊的性格。」
今大会も私が調子が悪い中でみんながサポートしてくれたように、いつも">いつもメンバーに助けられてここまでやってこられた。就像這次比賽我狀態不佳時大家都支持我一樣,我一直都是靠著成員們的幫助才能走到現在。
自分たち一人ひとりの個性を出せるようなチームになれるよう、これからみんなで話し合っていきたい」と目に涙を浮かべながら、結成からおよそ10年の時をともに過ごしてきた仲間への思いを語っていました。「希望我們能成為一個每個人都能展現個性的團隊,今後大家一起討論吧。」她眼眶含淚地表達了對一起度過約十年時光的夥伴們的感情。
サード吉田知那美「また1つ強くなれる試合」
サードで、前の所属チームから数えると4大会連続となるオリンピック出場を目指していた吉田知那美選手は「もっと最後まで戦いたかったという思いは強かったが、カーリングは誰かが勝ち、誰かが負ける競技なので、最後まで私たちもよく食らいついて戦うことができた」と振り返りました。第三棒吉田知那美:「又能變得更強的一場比賽」 作為第三棒,從前一支所屬隊伍開始算起,已經是連續第四次挑戰奧運會出場權的吉田知那美選手回顧道:「雖然很強烈地希望能戰鬥到最後,但冰壺是一項有人勝有人敗的運動,我們也能夠咬緊牙關戰鬥到最後。」
対戦したフォルティウスのメンバーに対しては「ひ言では言い表せないくらい感謝している。
對於對戰過的Fortius成員,「感激之情難以言表」。
自分が4年前の代表決定戦で敗れた吉村紗也香選手や小野寺佳歩選手の立場だったとしたら、もう一度立ち上がって挑もうと思えたかと考えると非常にすごいことだと思う」と故郷が同じの幼なじみをたたえました。如果我是4年前在代表選拔賽中被吉村紗也香選手和小野寺佳步選手擊敗的那一方,想到是否還能再次站起來挑戰,我覺得這真的是非常了不起的事情。」他這樣讚揚了同鄉的青梅竹馬。
その上で「私が思う本当に強い選手は勝ち続けるだけの選手ではなくて、負けたところからはいつくばって上がってくる選手だ。
在此基礎上,「我認為真正強的選手,不僅僅是能夠持續獲勝的選手,而是能夠從失敗中爬起來、再次站起來的選手。」
フォルティウスのメンバーも含めて私たちの同世代は“ど根性”では世界一だと胸を張って言える」と笑顔を見せました。包括Fortius的成員在內,我們這一代人在「根性」方面可以自信地說是世界第一,他露出了笑容。
インタビューの際には隣に立っていた盟友の藤澤五月選手を見つめながら「ずっと大事な友達です。
在接受採訪時,一邊注視著站在身旁的盟友藤澤五月選手,一邊說道:「她一直是我非常重要的朋友。」
今回は負けたが、オリンピックは4年に一度で絶対に逃げないので、いつまでも目指していける。這次雖然輸了,但奧運會每四年舉辦一次,絕對不會逃避,所以我可以一直以此為目標前進。
まだ大丈夫だと確信している。藤澤選手はこの経験でカーリング選手としてまた、さらに強くなった。藤澤選手因為這次經驗,作為冰壺選手變得更加堅強了。
私も負けないように人間としても選手としても成長していきたい」と目に涙を浮かべながら話しました。我也希望無論作為一個人還是作為選手,都能不輸給對方繼續成長。」她眼眶含淚地說道。
そして「オリンピックを逃したことは、すごく悔しいことだけど、今までオリンピックに出場し続けたことしかなかったので、オリンピックに出られないという経験ができたことで、負ける悔しさを感じられた。
而且「雖然錯過奧運讓我非常不甘心,但過去我一直都是參加奧運的人,這次無法參加奧運的經驗,讓我真正體會到了失敗的懊悔。」
1人の人間としては、また1つ強くなれる試合だった。大好きなカーリングを仕事として好きなだけやらせてもらっているこの環境に感謝して、“やっていい”と言われるまでは続けていきたい」と競技への強い思いを明かしていました。我非常感謝能夠在這個環境下,將我最喜愛的冰壺作為工作盡情投入,在還被允許“繼續做下去”之前,我都想一直堅持下去——她表達了對這項運動的強烈熱愛。
リード吉田夕梨花「すごくいい挑戦だった」
リード、吉田夕梨花選手は「前半からチーム全体でアイスを読む力が課題だったが、相手はこなしていて、相手のチーム力の方が上だったなと思う。「主將」吉田夕梨花表示:「這真的是一次很棒的挑戰。雖然從前半開始,我們全隊在讀冰的能力上還有課題,但對手卻做得很好,我覺得對方的團隊實力確實更勝一籌。」
残りの2チームに頑張ってもらう応援の気持ちしかない」とたたえました。北京オリンピックで銀メダルを獲得してからの3年半ほどの期間については「自分たちは変わらないが、まわりの環境がどんどん変わっていった。
自從在北京奧運獲得銀牌後的三年半期間,「我們自己沒有改變,但周圍的環境卻不斷在變化。」
期待されている分、時にはヒールになる感じもあったし、1つの試合で負けたら“世代交代”と言われるようなネガティブな声もすごく多い期間だった。因為被寄予厚望,有時也會感覺像是反派角色,只要在一場比賽中輸了,就會有很多負面的聲音說什麼「世代交替」之類的,那段期間真的非常多這樣的聲音。
でも、その中できちんとこの代表決定戦に4人で戻ってきたというところは、すごくいい挑戦だった」と涙ながらに話しました。但是,在那之中我們四個人能夠好好地回到這場代表決定賽,這本身就是非常棒的挑戰,他含著淚這麼說道。
その上で報道陣から「ロコ・ソラーレがいたから日本の女子は強くなったのではないか」と問われると「ありがとうございます」と声を絞り出し身長1メートル52センチの小さな体を震わせて涙を流していました。
在此基礎上,當被媒體問到「是不是因為有了Loco Solare,日本女子才變得更強?」時,她擠出一句「謝謝」,並顫抖著152公分的小小身軀流下了眼淚。
セカンド鈴木夕湖「自分たちがやってきたことに後悔はない」
セカンド、鈴木夕湖選手は「最後は自分たちのやりたい試合をやりきれなかったのは悔しいが今までの自分たちがやってきたことに後悔はない」と試合を振り返りました。二壘手鈴木夕湖表示:「雖然最後沒能完全打出我們想要的比賽,感到很遺憾,但對於我們至今所做的一切並不後悔。」她回顧了這場比賽。
対戦したフォルティウスのメンバーについては「特に小野寺佳歩選手とは仲よしで、とても大好きなチームなので試合では“戦う”という気持ちが強いが、終わったあとは『本当に頑張ってね』と声をかけた」と話しました。
關於對戰過的Fortius成員,她表示:「我和小野寺佳步選手特別要好,非常喜歡這支隊伍,所以比賽時會有很強的‘戰鬥’意識,但比賽結束後還是會對她們說『真的要加油喔』。」
その上で「応援してくれる皆さんの期待に応えられなかったのは申し訳ない気持ちが大きいが、今シーズンはまだまだ試合があるので、切り替えてこれからの大会で世界一を目指していきたい」と力強く話していました。
在此基礎上,他堅定地表示:「雖然對於沒能回應支持我們的大家的期待感到非常抱歉,但這個賽季還有很多比賽,我會調整心情,並在接下來的比賽中以世界第一為目標努力。」
本橋麻里さん「負けが恐怖ではなく次への糧」
ロコ・ソラーレの代表理事を務めているピョンチャンオリンピック銅メダリストの本橋麻里さんは「日本選手権の決勝のような試合が毎回続くというのはわかって準備をしていたが、相手の方が試合にピークを合わせる力もショットの精度も終始、上回っていた。
本橋麻里表示:「失敗並不可怕,而是成為邁向下一步的養分。」擔任Loco Solare代表理事的平昌奧運銅牌得主本橋麻里說:「我們明白每場比賽都會像日本錦標賽決賽那樣激烈,也做好了準備,但對手無論是在調整狀態的能力還是投擲的精準度上,從頭到尾都勝過我們。」
すばらしかった」とたたえました。
そして「ロコ・ソラーレの選手たちは日本勢で初めて世界選手権やオリンピックでメダルを獲得してきた経験が自信になった一方で、大きなプレッシャーにもなっていたと思う。
而且「Loco Solare的選手們作為日本隊首次在世界錦標賽和奧運會上獲得獎牌的經驗成為了自信的來源,但我認為同時也帶來了巨大的壓力。」
前回は
フォルティウスが
涙を
飲んだ
場所で、
今回は
自分たちが
涙を
流した。
上次是在Fortius飲泣的地方,這次輪到我們流下了眼淚。
勝てる
保証がない
勝負をしているので、
結果は
受け止めるしかないが、これをどう
次に
生かしていくか、みんなと
話していきたい」と
冷静に
話しました。
因為是在沒有勝算保證的情況下進行比賽,所以只能接受結果,但我想和大家一起討論,如何將這次的經驗活用到下一次,他冷靜地說道。
北京オリンピックからの期間については「一番難しいのが、技術を上げるためのモチベーションの維持だ。
關於從北京奧運會以來的這段時間,「最困難的就是維持提升技術的動力。」
4
年間という
期間がいかに
難しいのか、
選手を
見て
感じた。
全員がそろわないと
ベストパフォーマンスが
出ないのがカーリングで、
フォルティウスは
それがすごかった。
只有全員到齊,冰壺才能發揮最佳表現,而Fortius正是如此厲害。
ロコ・ソラーレは
負けが
恐怖ではなく
次への
糧だと
思って
進むしかない」と
話していました。
洛克索拉雷表示:「我們認為失敗並不可怕,而是邁向下一步的養分,只能不斷前進。」
そして「人生は思い描いたようには絶対にいかない。
自分たちが
望んでいるものは、
ほかの
チームも
同じように
望んでいるものだとみんなわかっている。
大家都明白,自己所渴望的東西,其他團隊也同樣渴望。
苦しいと
思う
時間をいかに
楽しく
工夫しながらみんなで
進んでいけるかが
大事で、
どれだけそのことに
人生の
時間を
割くことが
できるのか、
次にまたどうするのか、その一
歩を
応援したい。
能夠大家一起想辦法把覺得痛苦的時光變得有趣,並一起前進是很重要的。關鍵在於我們能為這件事投入多少人生的時間,以及接下來要怎麼做。我想要支持你們邁出下一步。
オリンピックの
道はたたれたが
来年の
世界選手権で
金メダルをねらえばいい」と
温かい
表情で
語りました。
雖然通往奧運的道路被阻斷了,但只要瞄準明年的世界錦標賽金牌就好,他以溫暖的表情這麼說道。
同じメンバーでおよそ10年間戦った選手たちに対しては「すごいことをやってのけたと改めて伝えたい。
我想再次向那些以相同成員並肩作戰了大約10年的選手們傳達:「你們真的完成了一件了不起的事情。」
道をつくらないといけない
役割も
担っていたし、
何もないところを
歩いてきた。
我也肩負著必須開闢道路的角色,一直走在沒有任何東西的地方。
ほかの
チームにはできない
大仕事だし、それをやり
遂げた
自信は
持ってほしい。
這是其他團隊無法完成的大事,我希望你能對完成這件事充滿自信。
これからまた
磨きをかけて
熟成した
チームに一
歩近づければいい」とねぎらっていました。
如果我們能夠再進一步,讓這支團隊更加磨練成熟就好了。」他如此慰勞大家。
【解説】“狂った歯車を戻せず” ロコ・ソラーレ
ロコ・ソラーレは、予選リーグで2連勝し、絶好のスタートを切りながら、そこから、まさかの3連敗。
【解說】「無法讓瘋狂的齒輪恢復原狀」Loco Solare在預賽聯盟中取得了二連勝,雖然開局極佳,但之後竟然連續三場失利。
3
大会連続の
オリンピックにつながる
世界最終予選という
舞台に
立つ
前に
姿を
消しました。
在站上能夠連續三屆參加奧運會的世界最終資格賽的舞台之前,就已經消失了。
司令塔のスキップ、藤澤五月選手は大会前、勝利をつかむカギとしてみずからのショットをあげてと口にしていました。
藤澤五月選手作為指揮塔,在比賽前曾表示,自己能否發揮投球實力將是取得勝利的關鍵。
今大会のロコ・ソラーレは、まさに、そのことばどおりの試合展開が続きました。
本屆比賽的Loco Solare,正如那句話所說,持續展現了那樣的比賽進程。
フォルティウスと
対戦した
予選リーグの
第1
戦は
互いに一
歩も
譲らない
攻防を
見せ、
フォルティウスの
吉村紗也香選手がここ一
番で
好ショットを
見せたのに
対して
藤澤選手も
負けじと
応戦し、
国内トップレベルの
スキップどうしの
意地がぶつかり
合いました。
與Fortius對戰的預選聯賽第一場比賽,雙方展現了互不相讓的攻防,當Fortius的吉村紗也香選手在關鍵時刻打出精彩好球時,藤澤選手也毫不示弱地回應,國內頂尖水準的兩位隊長展開了激烈的意志較量。
ただ、最後は藤澤選手が勝負を決める局面で難しいダブルテイクアウトを決めて競り勝つと、続くSC軽井沢クラブとの第2戦も、13対4と圧倒して大会の流れをつかんだかに見えました。
不過,最後在決勝局面時,藤澤選手成功完成了困難的雙重擊出,贏得了激烈的比賽。隨後在與SC輕井澤俱樂部的第二戰中,也以13比4壓倒性取勝,彷彿已經掌握了本次大會的主導權。
しかし、第3戦で再び戦ったSC軽井沢クラブとの試合では、一転して、藤澤選手のショットが乱れました。
然而,在第三場再次對戰SC輕井澤俱樂部的比賽中,藤澤選手的擊球卻突然失準了。
同点で
有利な
後攻で
迎えた
最終エンド、
ハウスの
中心に
寄せれば3
連勝で
決定戦への
進出が
決まる
局面。
在同分且有利的後攻情況下進入最後一局,只要將壺靠近圓心就能以三連勝晉級決定戰的局面。
藤澤選手の
ラストショットは、
目標を
オーバーして
しまう、まさかの
ミスで
敗れました。
藤澤選手的最後一擊,因為意外失誤超出了目標,結果遺憾落敗。
この1投を境に、チームのショットは、まるで歯車が狂ったように決まらなくなっていきました。
自從這一投之後,球隊的投籃就像齒輪失去了協調一樣,完全投不進了。
いみじくも
以前、
サードの
吉田知那美選手が「カーリングは、
たったの1
投がよくも
悪くも
流れを
一気に
変える」と
話していたことが
現実となったのです。
吉田知那美選手曾經說過:「冰壺比賽中,只要一投,就可能瞬間改變比賽的走向,無論好壞。」這句話如今成為了現實。
第4戦のフォルティウスとの試合も落としてタイブレークにまわると、ストーンを配置して得点の形をつくる“セットアップ”でも苦戦、堅実にショットを重ねていくフォルティウスに主導権を握られました。
在與Fortius的第四場比賽中也失利,進入延長賽時,在佈置壓力石並創造得分機會的“設置”階段也陷入苦戰,被穩健地連續擊球的Fortius掌握了主導權。
得点を伸ばすフォルティウスに、なんとか1点を返そうとストーンを置いて形をつくっていきましたが、藤澤選手のラストショットが決まらず、その差は広がるばかりでした。
在不斷得分的Fortius面前,雖然努力擺放壺石想追回1分來形成局面,但藤澤選手的最後一投沒能成功,分差只不斷擴大。
短期決戦で一度狂った歯車を戻せなかったロコ・ソラーレは、どんな逆境にも打ち勝つ“ロコ・ソラーレらしさ”も最後まで取り戻すことができず、カーリングにおける「1投の怖さ」を突きつけられた大会となりました。
在短期決戰中,無法將一度失控的齒輪拉回正軌的Loco Solare,最終也沒能找回那種能戰勝任何逆境的「Loco Solare 風格」,這次大會讓他們深刻體會到冰壺比賽中「一投之險」的可怕。
吉田夕梨花 夫の新濱立也との五輪ならず「あとは任せたよ」
ロコ・ソラーレのリード、吉田夕梨花選手はフォルティウスに敗れたあと、涙をこらえるような表情でアイスリンクから出て取材エリアに向かっていきました。
吉田夕梨花未能與丈夫新濱立也一同參加奧運:「剩下的就交給你了」 Loco Solare的主將吉田夕梨花選手,在敗給Fortius之後,帶著強忍淚水的表情離開冰場,前往採訪區。
その途中、夫で、観戦に訪れていたスピードスケート男子短距離の新濱立也選手が待ち受けているのを見るとすぐに涙があふれました。
在途中,當她看到前來觀賽的丈夫──男子短距離速度滑冰選手新濱立也正在等候時,眼淚立刻湧了出來。
夫婦そろってオリンピック出場を目指していた2人でしたが、泣きながら敗戦をわびる妻の吉田夕梨花選手を、新濱選手は優しく抱き寄せ「大丈夫」と声をかけて背中をさすっていました。
雖然這對夫妻一直以來都以一起參加奧運為目標,但當妻子吉田夕梨花選手哭著為敗北道歉時,新濱選手溫柔地將她摟入懷中,一邊安慰說「沒關係」,一邊輕拍她的背。
吉田選手が「あとは任せたよ」と伝えると、新濱選手は改めて「大丈夫だ」と力強く返す姿がありました。
當吉田選手說「剩下的就交給你了」時,新濱選手又一次堅定地回應:「沒問題的」。
《フォルティウス 試合後談話》
スキップ吉村紗也香「ロコ・ソラーレの分まで戦いたい」
ロコ・ソラーレとのタイブレークを制したフォルティウスのスキップ、吉村紗也香選手は「ここでしっかり勝つことができて、決定戦に行けるので少しほっとしている。《Fortius賽後訪談》隊長吉村紗也香:「想為Loco Solare的份一起奮戰」 擊敗Loco Solare並贏得加賽的Fortius隊長吉村紗也香選手表示:「能在這裡穩穩地贏下比賽,取得晉級決定戰的資格,讓我稍微鬆了一口氣。」
タイブレークは8エンド制でふだんとは2エンド少ないので、1エンド目からしっかりショットを決めることに集中しながら、流れを崩さず進められたと思う」と試合を振り返りました。由於加時賽採用8局制,比平時少了2局,所以我一開始就專注於確實完成每一局的投擲,同時也能夠不打亂比賽節奏地進行,比賽後我這樣回顧道。
その上で、切磋琢磨(せっさたくま)してきたロコ・ソラーレについて「これまで戦ってきた相手で自分もロコ・ソラーレのおかげで成長させてもらったと感じる。
在此基礎上,談到一直互相切磋琢磨的Loco Solare時表示:「在過去對戰過的對手中,我也覺得多虧有Loco Solare,自己才能有所成長。」
ロコ・ソラーレの分まで戦いたい」と話していました。
サード小野寺佳歩「みんなに強い姿を見せられるように」
サード、小野寺佳歩選手は「みんなそれぞれがベストパフォーマンスをやりきれたゲームだった。三壘手小野寺佳歩:「為了能讓大家看到堅強的自己」 三壘手小野寺佳歩選手表示:「這是一場每個人都發揮出最佳表現的比賽。」
特に吉村紗也香選手のテイクアウトショットがキレキレだったし、指示も的確で全体的にいいショットが決まっている。尤其是吉村紗也香選手的擊球(Takeout Shot)非常精彩,指示也很精確,整體來說表現出色,成功打出了很多好球。
自分のやるべきことをやるだけだった」と振り返りました。4年前の代表決定戦で敗れたロコ・ソラーレに勝ちきったことについては「この4年間、いろいろな思いをした。
對於在四年前的代表決定戰中敗給的Loco Solare,這次終於贏下來一事,「這四年來,經歷了各種各樣的心情。
正直に言うと、タイブレークでロコ・ソラーレと試合はしたくなかった。老實說,我並不想在加賽中與 Loco Solare 對戰。
勝つしかないというなかで互いのチームが本当に強くゲームをやり切ることができたのでよかった」と話しました。在必須取勝的情況下,雙方的隊伍都能夠真正發揮實力,堅持到最後,這讓我覺得很好。
ロコ・ソラーレの吉田知那美選手と鈴木夕湖選手は北海道北見市常呂町出身の幼なじみで、2人について「本当に仲間だと思っている。
羅古索拉蕾的吉田知那美選手和鈴木夕湖選手是北海道北見市常呂町出身的青梅竹馬,關於兩人,「我真的把她們當作夥伴。」
一緒にカーリング界を同世代のみんなで盛り上げられてすごくうれしい。能和同世代的大家一起讓冰壺界熱鬧起來,我感到非常高興。
もうここからはロコ・ソラーレの分までやりきる。從現在開始,我也要為Loco Solare的份全力以赴。
みんなに強い姿を見せられるように頑張りたい」と涙を流しながら決意を語っていました。「我想努力讓大家看到我堅強的樣子」,她流著淚表達了自己的決心。
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