アジアつかった世界せかい最古さいこのミイラづく

Easy Japanese news
N3 Sep 18, 2025 07:09 314
Furigana Traduction
Journal japonais
最近さいきん、アジアでとてもふるいミイラづくりの痕跡こんせきつかりました。これはやく1まん4000年前ねんまえのもので、エジプトのミイラよりも1まんねんまえです。オーストラリア国立大学こくりつだいがく研究けんきゅうチームが発表はっぴょうしました。このミイラづくりは、んだひとからだけむりでいぶしてかわかす方法ほうほうです。こうすることで、からだ水分すいぶんがなくなり、くさらなくなります。この技術ぎじゅつは、今でもパプアニューギニアの一部いちぶひとたちが使つかっています。研究けんきゅうチームは、アジアのいろいろな場所ばしょつかった54たい人骨じんこつ調しらべました。そのなかには、あしおおきくげてめられたほねもありました。このような埋葬まいそう方法ほうほうは、むかし中国ちゅうごく南部なんぶ東南アジアとうなんアジアでよくられます。また、ほね一部いちぶげたあとがありましたが、全部ぜんぶほねくろくなっているわけではありませんでした。さらに、特別とくべつ機械きかい使つかってほね調しらべると、ひく温度おんどなが時間じかんねつけむりにさらされた証拠しょうこつかりました。これらのことから、むかしひとたちは死者ししゃをうずくまった姿勢しせいにして、けむりかわかしてから埋葬まいそうしたとかんがえられます。この風習ふうしゅうは、家族かぞく大切たいせつひととずっといっしょにいたいという気持きもちからまれたものです。湿度しつどたかいアジアでは、燻製くんせいミイラが遺体いたいまもるためにもっと方法ほうほうだったのでしょう。今でもパプアニューギニアでは、遺体いたいをミイラにするために家族かぞくなんカ月かげつ世話せわつづけるそうです。
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