日本時間の21
日未明に
任期を
終えるアメリカの
トランプ大統領は、
国民に対してお別れの
ビデオメッセージを
発表し、バイデン
次期政権に対し「
成功を
祈る」と
述べて、エールを
送る一方、
今後も
政治活動に
関わって
いく可能性を
示唆しました。
トランプ大統領は19
日午後、
日本時間の20
日朝、
国民に対しておよそ20
分間のお
別れの
ビデオメッセージを
発表しました。
この中でトランプ大統領はこの4年間を振り返り、「最高の名誉と誇りだった」としたうえで「今週、新たな政権が発足する。アメリカの安全と繁栄の継続が成功するよう願っている。幸運とご多幸を祈る」と述べ、エールを送りました。
ただ、バイデン次期大統領の名前には一度も言及しませんでした。
また今月6日、暴徒化したトランプ大統領の支持者らが連邦議会に乱入して死傷者が出た事件については「政治的な暴力は私たちアメリカ人が大事にしているものすべてに対する攻撃だ。決して許されるべきではない」と非難しました。
そのうえで「いま、私は水曜日の正午をもって政権を移行する準備をしているが、皆さんに知っておいてもらいたいのは、私たちが起こした運動はまだ始まったばかりだということだ」と述べ、今後も政治活動に関わっていく可能性を示唆しました。