アメリカのバイデン
大統領は、
隣国のカナダとメキシコに
続いて23
日、イギリスのジョンソン
首相と
電話で
会談し、
気候変動対策や
中国などへの
対応で
同盟関係を
深めて
いくことを
確認しました。
アメリカとイギリスの
両国は23
日、バイデン
大統領とジョンソン
首相が
電話会談を
行ったと
発表しました。
それによりますと、両首脳は気候変動や新型コロナウイルスへの対策について議論し、バイデン大統領が発表した地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」への復帰や、WHO=世界保健機関からの脱退撤回について、ジョンソン首相が歓迎したということです。
また、NATO=北大西洋条約機構の重要性を改めて確認したほか、中国やイランなどへの対応、自由貿易協定についても意見を交わし、安全保障や経済面などで同盟関係を深めていくことを確認したとしています。
バイデン大統領は22日には、隣国のカナダとメキシコの首脳とそれぞれ電話会談を行いました。
トランプ前政権が掲げたアメリカ第1主義から国際協調の重視へと転換を図るバイデン大統領は、今後も同盟国などを中心に外交活動を本格化させることにしています。