地球の
歴史の
中で、
生物は
長い
時間をかけて
進化してきた。
およそ5
億年前のカンブリア
紀には、
多くの
新しい
生物が
現れ、「
生命のビッグバン」とも
呼ばれている。
寒武纪,大约五亿年前,出现了许多新的生物,这一时代也被称为“生命大爆发”。
しかし、その
後の
時代には、
生物が
急に
減ってしまう「
大絶滅」が
五回あったことが
化石から
分かっている。
然而,根据化石显示,之后的时代曾发生过五次生物数量大幅减少的“生物大灭绝”。
そして
今、
地球は「
第六の
大量絶滅時代」に
入っていると
言われている。
目前,人们认为地球已经进入了“第六次大灭绝时代”。
今回の
絶滅は、
過去のものと
違い、
人間の
活動が
主な
原因である。
这次灭绝的主要原因与以往不同,是由于人类的活动所致。
森林の
伐採や
海の
汚染、
地球温暖化などによって、
生きものの
住む
場所が
失われている。
由于森林砍伐、海洋污染以及全球变暖现象,许多生物的栖息环境正在消失。
特に
熱帯林の
破壊は
深刻で、1
年間に
数万種の
生物が
絶滅していると
考えられている。
特别是,热带雨林的破坏非常严重,据估计每年有数万种生物因此灭绝。
過去の
絶滅では、
新しい
生物が
進化して
地球の
生態系が
回復した。
在以往的大规模灭绝事件中,新的生物物种得以进化,地球的生态系统也得以恢复。
しかし、
今回は
絶滅のスピードが
非常に
速いため、
多くの
生物が
変化に
対応できず、
進化する
時間もない。
但是,这一次灭绝的速度实在太快,许多物种无法适应,也没有时间进化。
さらに、
新しい
生物が
生まれる
場所である
湿地や
熱帯林が
人間の
開発で
失われている。
此外,像湿地和热带雨林这样孕育新物种的地区,也正在因人类开发而逐渐消失。
もしこのまま
環境破壊が
続けば、
生物多様性は
急速に
失われるだろう。
如果像现在这样的环境破坏持续下去,生物多样性将会迅速丧失。
今世紀の
半ばには、
温暖化が
絶滅をさらに
加速させると
心配されている。
到本世纪中叶,人们担心全球变暖会进一步加速物种灭绝的速度。
私たち
人間が
行動を
変えなければ、
地球は
二度と
元に
戻らないほど
傷ついた
星になってしまうかもしれない。
如果人类不改变自己的行为,地球可能会变成一个无法像从前那样恢复的受伤星球。