ダイハツ工業は、
国の
認証取得の
不正問題を
受けて、
福岡県にある
エンジンなどを
生産する
工場の
稼働を、22
日から
停止したことを
明らかにしました。
来週からは
国内のすべての
自動車工場が
稼働を
停止し、
影響は
拡大する
見通しです。
ダイハツ工業は国の認証取得の不正問題で、新たに64車種で174件の不正が見つかったことを公表し、国内外のすべての車種の出荷停止を決め、国内ではすでに出荷を停止しています。
会社は、この問題を受け、子会社の「ダイハツ九州」の福岡県久留米市にあるエンジンなどを生産する工場で22日から稼働を停止したことを明らかにしました。
およそ300人いる従業員は、年内は通常どおり出勤し、工場内の清掃や設備の点検など生産以外の業務を行うということです。
さらに来週からは、国内に4つあるすべての自動車工場で稼働を停止することを決めています。
▽滋賀県竜王町にある滋賀工場
▽京都府大山崎町にある京都工場
▽「ダイハツ九州」の大分県中津市にある大分工場の
3つの工場については今月25日から停止し
▽大阪 池田市にある本社工場については
今月26日から停止するとしていて、影響は拡大する見通しです。
会社はいずれの工場も生産再開のめどは立っていないとしています。