3
日夜、
新潟県の
港の
防波堤で
釣りをしていた
男性2
人が
海に
転落し、
救助されましたが、
搬送先の
病院で
死亡が
確認されました。
3日午後7時35分ごろ、男性から「新潟東港の防波堤で、友人と2人で釣りをしていたら波にさらわれ海に転落した」と、第9管区海上保安本部に携帯電話で連絡がありました。
新潟海上保安部などが捜索にあたったところ、通報からおよそ3時間後の午後11時前、港の内側で男性2人が浮いているのが見つかり、まもなく救助されましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。
海上保安部によりますと、死亡したのは新潟県村上市と新発田市に住む、いずれも30代の男性2人で、2人は救命胴衣を身に着けていたということです。
現場周辺は、3日夜、波の高さが3メートルから4メートルほどで、海水温は9度程度だったということで、海上保安部などが当時の状況を調べています。
新潟東港を管理する新潟県の新潟港湾事務所によりますと、現場の防波堤は転落のおそれがあるとして、立ち入りを禁止しているということです。