将棋の
藤井聡太七段にとって
初めての
タイトル戦となる「
棋聖戦」の
五番勝負が8
日から
始まり、
藤井七段はタイトル
挑戦の
最年少記録を31
年ぶりに
更新しました。
藤井聡太七段(17)は8日、東京の将棋会館で「棋聖戦」五番勝負の第1局を迎え、「棋聖」のタイトルをかけて渡辺明三冠(36)に挑みます。
初めてのタイトル戦となった藤井七段は、ふだんどおりのスーツ姿で先に対局室に現れ、渡辺三冠は和服姿で盤の前に座りました。
午前9時に対局が始まると、先手の藤井七段は、お茶を口に含み、少し間をあけてから、初手で角道を開けました。
藤井七段は、8日の時点で「17歳10か月20日」で、平成元年に屋敷伸之九段(48)が打ち立てたタイトル挑戦の最年少記録、「17歳10か月24日」を31年ぶりに更新しました。
第1局は8日夜、勝敗が決まる見込みで、今後、来月にかけて行われる五番勝負で藤井七段が先に3勝した場合、今度はタイトル獲得の最年少記録を更新することになります。