東京オリンピック・パラリンピックに
向けて
大会組織委員会と
東京都や
政府、
それにオリンピック、パラリンピック
それぞれの
国際委員会の
代表による
会談が
始まりました。
この中では
海外からの
観客の
受け入れや
観客数の
上限についての
方針を
いつ示すのかといった
課題に対して意見が
交わされているものとみられます。
日本時間の
午後6
時半すぎから
始まった
会談には
組織委員会の
橋本会長と
丸川オリンピック・パラリンピック
担当大臣が
出席し、
東京都の
小池知事とIOC=
国際オリンピック
委員会のバッハ
会長、
それにIPC=
国際パラリンピック
委員会のパーソンズ
会長は
オンラインで
参加しました。
会談の冒頭で組織委員会の橋本会長は「安全安心についてはコロナ対策を一層充実させるため、変異株の状況に注意しつつ、追加的な施策を専門家の知見を得て検討を進める必要がある。テニスの全豪オープンなど直近の大会の経験を知ることも重要で、コロナ対策を積み上げて4月に改定するプレーブックに盛り込みたい」などと述べました。
このあと会談は非公開で行われ、東京大会の開催に向けた新型コロナの感染対策や観客の受け入れなど、さまざまな課題について議論される予定です。
このうち観客をめぐっては、IOCや組織委員会の幹部が海外からの受け入れや観客数の上限について段階的に方向性を示す考えを示唆していて、3日の会談でもこうした方針をいつ示すかなど観客をめぐる課題に対して意見が交わされているものとみられます。
会談の終了後、組織委員会の橋本会長などが取材に応じて、詳しい内容を説明することになっています。