「建交労軽貨物ユニオン」の高橋英晴代表は「『フリーランス』が安心して働き続けられるよう改善を求めたい」と話しています。
厚生労働省などはフリーランスとして働く人を対象に相談窓口「フリーランス・トラブル110番」を設けています。
電話番号は「0120-532-110」で、土日祝日を除く午前11時半から午後7時半まで受け付けています。
要請書を提出したのは運送業で「フリーランス」として働く運転手などで作る労働組合で11日、記者会見を開きました。
それによりますと、新型コロナウイルスの影響で運送業では需要が増え、人手の不足などから企業と雇用契約を結ばず労働基準法などが適用されない「フリーランス」として働く運転手が急増しているとしています。
一方で「運ぶ荷物が2倍に増えても1日の報酬額は変わらない」とか「低い報酬で長時間働かされている」「立場が弱く、引き上げを求めるのは難しい」などの相談が相次いでいます。
このためフリーランスとして働く運転手などについて、1日の拘束時間の限度を原則11時間以下とすることや十分な休憩時間を確保すること、報酬の不払いや一方的な契約解除をなくすなど改善に向けた取り組みを強化するよう厚生労働省や経済産業省などに要請書を提出しました。
「建交労軽貨物ユニオン」の高橋英晴代表は「『フリーランス』が安心して働き続けられるよう改善を求めたい」と話しています。
厚生労働省などはフリーランスとして働く人を対象に相談窓口「フリーランス・トラブル110番」を設けています。
電話番号は「0120-532-110」で、土日祝日を除く午前11時半から午後7時半まで受け付けています。