9月にハリケーン「ドリアン」に直撃されて壊滅的な被害が出たカリブ海の島国バハマで、倒壊した建物の下敷きになっていた子犬がおよそ1カ月ぶりに救出されました。
救出されたのは1歳のオスの雑種犬で、現地で犬の捜索保護活動を行っている団体「ビッグ・ドッグ・ランチ・レスキュー」が4日、ドローンを使って赤外線探知装置で発見しました。 同団体はこの子犬を「ミラクル」と命名しました。
同団体の広報がCNNに語ったところによると、ミラクルは倒壊した建物の下敷きになり、割れたガラスやエアコン装置とがれきにはさまれて身動きできなくなっていました。
バハマは9月初旬にドリアンに直撃され、数十人が死亡、今も数百人が行方不明になっています。