大船渡市三陸町の山林で今月19日に発生した火災では、県によりますと、これまでにおよそ317ヘクタールが焼けたということです。
消防などは22日朝、ヘリコプターによる消火活動を再開し、22日は岩手県や山形県、それに自衛隊などのヘリコプターあわせて9機が、上空から放水を行うということです。
これまでのところ、けが人や建物の被害の情報はないということですが、市は引き続き周辺の田浜地区の62世帯157人に避難指示を出し、警戒を呼びかけています。
大船渡市を含む岩手県の沿岸南部には、今月18日から22日まで5日連続で乾燥注意報が発表されていて、気象台によりますと、しばらくの間は空気の乾燥した状態が続く見通しだということです。