知っているようで意外と知らないのが年末年始のマナー。年賀状や初詣、お年玉など、年末年始には古くからの行事や習慣、しきたりがたくさんありますが、「正しいやり方は知らない」「やっているけど理由は分からない」ということも多いはず。知らなくて恥をかいた...なんてことのないよう、年末年始のしきたりやマナーを「現代礼法研究所」主宰の岩下宣子先生に聞きました。新しい年のはじまりの日、元日。先生によると、実は「してはいけないこと」が2つあるそうです。
元日にしてはいけないタブーとは?
お正月はさまざまな行事がありますが、一方でやってはいけないこともあります。
その一つが、元日の掃除です。
掃除のほかに、料理もタブーとされています。
理由は諸説ありますが、一つは「かまどの神様に休んでいただくため」というもの。
そのため、お正月におせち料理を食べるという習慣が生まれたと言われています。